長年の夢を叶えるために家族で海外移住 | オランダ生活を楽しんで

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子どもと一緒に学び楽しむ、オランダ移住1年生

名前
アキ / aki
家族
3人(夫、12歳の女の子)
所在地
オランダ・アムステルダム
お仕事
料理家
URL
monstyle.aki
URL1
オンラインお料理教室

子どもと一緒に学び楽しむ、オランダ移住1年生

初めまして。
料理家のakiです。

私は横須賀で旦那さんとカフェを12年間経営しておりましたが、
コロナ禍で自分の人生を考えた時に、死ぬまでに自分がやってなかったことで後悔することは、、、
海外生活だ!と思い、コロナから3年目にして、オランダに移住しました。(今のところ本当に移住したのか?! 旅行の延長線じゃないのか、これは夢なんじゃないかしら!って思うくらい夢が叶って毎日が嬉しい限りです)

家族構成は旦那様と、愛娘の、のあちゃん12歳の3人家族です。

そうですね、
家族3人、日本で事業をしており、移住となると、大変な準備が必要でございます。持ち家でもないので、家の家具も店の荷物もぜーんぶ処分しなければなりません。

今思えば、多分大変だったのですが、大変だったからこそ
乗り越えた時は達成感が大きかったです。

移住するにあたって、旦那さんとたくさん話し合いました。まず、我が家は娘が生まれるちょっと前からふたりでお店を経営しておりましたので、そのお店をどうするか。
お店を続けたい旦那さんと、
海外でいろんな経験をしたい私。意見はもちろん分かれて、喧嘩もしました。
「いいわよ、私ひとりで行くから」
「俺は店が好きだから店をやるよ」
「わかったわ、、いいわよ」

というやりとりを3回くらいしたでしょうか。
私もお店は大好きでしたし、
やめてしまうのは寂しい気持ちもたくさんありましたが、
ステップアップをしたかったんです。

でも、意見がぶつかるってことは、
喧嘩にもなり、

その時、もちろん離婚!なんて言葉もでてきましたね。
そんな時に考えたのです。

私は海外にひとりで住みたいのか、
それとも家族と一緒にいたいのか...

そうか、
家族と海外生活の経験をしたいのだ!と思ったのです。(いいとこどりです)

正直、移住!って言葉となると、
みなさまは重く感じるかもしれませんが、実は
私の中ではそんなに重く考えておりません...


今決めたこと を一生守らなければいけないなんてことはないですし、
自分の人生ですから
帰りたい時に帰ればいいし、
自分が満足したら帰ってもいいんです。

人の目を気にして生きるのが自分の人生ではないので

やりたいことをやらずに
終わるよりは
一度経験して、体感してみるのは決して悪いことではなく、成功も失敗もないと思ってます。
経験の一部なので。

そんな気持ちがあるから、オランダに引っ越すことができたのかもしれません。

で、、
娘ちゃんは? 娘ちゃんはなんて言ってたの?
みんなに聞かれるんです。

これまた誰に似たのか娘がまたできた子で、
旅行の時もそうなのですが、
「ママが(お仕事を)頑張った旅行だから、好きなところに行っていいんだよ」と、
昔から言ってくれていました。

本当は日本にいたい娘だけど、
ママが行きたいならいいよ。
と、、

まぁ、そう言われても私も悩んだのです。
一応親なのでね(笑)
彼女の人生が180度ガラリと変わるので
海外での生活は絶対に経験になるからいいと思いながらも、私の選択は正しいのか...

と、そんな時に、
友だちに言われました。
「子どもは親が決めたところについて行かなきゃいけないからいいんだよ。小さいうちは」と。
そうだ!そうよね。

うん。じゃあ、彼女の人生経験としてもいいことだし、オランダに行こう!と決心。
簡単だけど、少し背中を押してくれる言葉が欲しい時ってありますよね。
そんな感じでした。

そして、なぜに、オランダ? なんですが、
3年前にオランダに旅行に来た時に、
オランダという国に
ものすごく自由を感じたのです。

ヨーロッパなんだけど、お高くとまってないというか、私はパリも好きなので、パリも憧れるんですが、前回旅行した時に、電車でスリ集団にバッグをあさられてちょっと疲れ、パリはビザ取得も難しそうだし...。
オランダは5年住んで、テストに受かればEUの永住権が与えられるということで、(今のところはそう言われていますが、いつ法律が変わるかはわかりません)
じゃあ、とりあえずオランダでいいかな!
なんて、そんな理由です。

ただ、オランダ生活について調べるにあたって、税金が高かったり、ガス代がウクライナ侵攻の影響で高騰したり、やっぱ無理かも、、他の国にしようかな。なんて思ったりもしたのですが、自分の最初の直感を信じて、
とりあえずオランダだー!と
決めたものの、

旦那さんは
下見に行かないの? と。

行かない。

なんで?

嫌だなと思う部分がでてきたら困るから
行きたい気持ちをまっすぐに行くんだ。

と、オランダ行きの気持ち直行でございました。

そんなオランダは教育移住
家族で移住される方も多いようなのですが、
18歳まで公立校は無料、医療費無料、
いろんな教育を選べる。
シュタイナー教育モンテッソーリ教育......
ネットの検索では、子どもの幸福度No. 1、みたいな。
でも、私には実際どうなのかわからないので、
ここからは私が生活して感じることを素直に書くしかありませんね。


あ、そして私たち、誰も英語が話せません。そりゃびっくりです。喋れないレベルがみんなの喋れないよりはるかに低く、低く喋れません。

旅行も沢山行ってますが、この時代どうにかなるんですよね。
そんな英語話せないコンプレックスもあり
私は海外で生活しながら英語を学ぶという道を選んだのです。
喋れないと生きていけない!
極限に追い込む!

オランダの公用語はオランダ語なのですが(書類など全部オランダ語。大変です)
街のみなさんは英語が話せます。
なので英語も通じます。
が、私は英語が話せないので、お勉強中です。

ちなみに娘は現在インターナショナルスクールに通わせております。
オランダ語の現地校は娘の年齢くらいになると、最初の1年はオランダ語が少し理解できるようになるまで、特別な学校に行かなければならないのですが、そこがもう満員でして、あと、私たちもいつまで住むかなど先は未定なので、まずは世界共通の英語を取得することにしました。

家族3人でオランダ留学のような気持ちです。

家族の誰かひとりだけが大変な思いをするのではなく
家族で団結して英語を学ぼう!と
オランダ生活をスタートすることにしたのです。

       
  • 羽田空港からいよいよ出発の時

  • 初めてのiPhoneで日本の友だちとも繋がって

  • ミッフィーのぬいぐるみが仲間入り

          
  • 娘のお気に入り全部一緒に移住

  • オランダ到着初日のごはん

  • 学校には毎日手作りのお弁当を持参

  • 羽田空港を出発する時、「この飛行機で私の人生が変わる」と言って、機内に乗り込んでいく娘の姿に、お母さん胸がグッときました…涙

  • 日本では携帯を持たせていなかったけど、日本のお友だちと連絡がとれるように、娘用のiPhoneを購入しました。

  • オランダといえばミッフィーです。「オランダに行ったらミッフィーちゃんのぬいぐるみを買ってね」とお願いされ、買う約束をしたので、アムステルダムでさっそく手に入れて娘のコレクションに仲間入り。

  • 環境がガラリと変わるので、彼女が少しでも寂しくならないように、おもちゃや本は全部持ってきました。

  • オランダに到着した日に泊まったのは家具付きの家で、鍋があったので食材を購入し、簡単な肉じゃがを作りました。一緒に持ってきたお椀によそった映えないごはんですが、食事は家族がホッと一息つけるものがいいなと思ったのです。

  • 学校がある日は必ず娘のお弁当を作ります。彼女が慣れない環境で緊張している中、お母さんの味で繋がれる魔法のお弁当です。