オランダのインターナショナルスクールで、宿題に追われる日々

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子どもと一緒に学び楽しむ、オランダ移住1年生

名前
アキ / aki
家族
3人(夫、12歳の女の子)
所在地
オランダ・アムステルダム
お仕事
料理家
URL
monstyle.aki
URL1
オンラインお料理教室

子どもと一緒に学び楽しむ、オランダ移住1年生

娘さん、 オランダインターに通い始めて1年経ち、
最近は毎日お友だちとメトロで通ってます。

あまりにも寒い冬に自転車だと路面が凍結してて、
転けたら危ないので、
今日はメトロで、なんて思っていたら、
お友だちも一緒で、
お母さんも、
これは私と自転車で通学するより、
お友だちと沢山会話して、
色んな子と仲良くなる方が、
そりゃいいに決まってる。
とメトロ通学に切り替わりました。

自転車じゃないのに、
帰ってきたらなかなか疲れてまして
多分脳みそ沢山使っているんだなぁと、
見てて思います。

帰ってくると、 学校でやり残した課題や、
宿題をやり始めます。 が、
めちゃくちゃ怖いです。笑

怖すぎてお母さんとっても嫌です。笑

機嫌悪っ!と思い、

彼女に触れないようにしてますが、
宿題教えてと言ってくる...
その宿題はまったくもって難しく、
お母さんはいつも大変です。。。

すごく頑張ってます。 (お母さんも。。)
自分の仕事もあるのに、、、
なので、 彼女の態度が悪くなってくると
私だって仕事があるのに その態度はなんだ!
と大人気なく言ってます。 笑

インターナショナルスクールの宿題は、
日本の学校の宿題や教科書と
アプローチする場所がまったく違うので、
私の時代とは違うのはもちろんのことですが、
あまりにも違いすぎて、、、

例えば、 日本の公立小学校の教科書ですと、
答えは教科書から探すものであるはずなのに、
こちらの問題は
あなたが調べてあなたの考えを書きなさい
算数でも出てきます。

算数で...なぜ!
問題解くだけじゃないの??
世界の難民の数を調べるの? 社会?? なの? と、
不思議でたまらないことも沢山あり、
あなたはどう考えますか? が、
どの教科でもセットのように思えます。

日本では、自分の意見ではなく、
先生の意見を尊重してきた娘には
なかなか難しいと思いますが、

考えなさい、 考えなさい
もっと脳みそを使いなさい。。。
といつも言ってます。

とは言いつつ、

私が教えるよりここはプロが、、、と、

娘が学校に行ってる間、
オンラインの家庭教師を探したり、
どうしたもんかと頭を抱えておりますが、
英語も堪能ではなく、
英語の先生に教えてもらってついていけるのか、、
かと言って日本語で教えてもらって
自分で英語に変えていくのか、、

どっちもやればいいじゃんと思いながらも、
なかなか見つからずに、
今のところ 自分たちでできるところはと、
宿題を一緒にやってます。

2週間に一度くらいは
算数や科学の簡単なテストがあるようで
負けず嫌いな性格の娘ではないのですが、
悪い点数をとるのは
やはり悲しいようなので
自分と闘って頑張ってます。

私がこの文章を打ってる時に、
彼女からメッセージがきて、
自分の成績のスクショと
メッセージが送られてきて
「ママ、マース(算数)結構できたよ」 と、
あ、やっぱり嬉しいんだ。笑
可愛いなぁ。と思う私です。

お勉強もすごくなくてもいいけど、
自分が幸せなくらいがいいよね と、
彼女にどのような手を差し伸べて
どんな道をチョイスさせてあげる事ができるのか、
親にさせてもらった私の課題かなぁと思いながら、

お母さんも頑張ります。


<akiさん連載>
子どもと一緒に学び楽しむ、オランダ移住1年生

       
  • 春休みはバルセロナへ家族旅行

  • 受難のファサード内の螺旋階段

  • バルセロナのモコ美術館にて

          
  • ガウディ建築について理解を深めて

  • 毎日宿題に追われています

  • 手作りおやつでホッとする時間を

  • 暗いオランダの冬から、太陽を求めてバルセロナへ。6年ぶりのサグラダファミリアは完成が間近だなぁと目で実感できるほどでした。

  • 前回上った塔はガウディの生前に作られたものでしたが、今回は受難のファサードの中をじっくりと観ました。高いところはまったくもってへっちゃらな娘です。

  • モコ美術館はモダン&コンテンポラリーアーティストの作品を扱う美術館。アムステルダムとバルセロナにあり、この夏ロンドンにもオープン予定。今回は村上隆さんの作品を観て娘も感動。同じ日本人であることに誇りを持てそうです。

  • カサ・バトリョにも足を伸ばしました。前回訪れた時にガウディさんの本を購入し、彼について少しは知っていた娘。実際に触れると脳みそへの吸収が早いように思えます。

  • さて遊んでばかりもいられません。これがMathsの宿題。「消費税15%を計上して各アイテムの金額を出しなさい」「100ドルあればこの絵画を購入できるか説明しなさい」…。数字の答えを出して終わりではなく英語で説明が求められます。

  • 学校から帰ってきたら手作りのおやつでホッとさせる時間を大事にしています。外は外国。家では気を張らずに安心して過ごせるように、特に疲れていそうな時はできる限り日本食などの食べ慣れたものを作っています。