仕事に子育てにNYでの多忙な日々と待ち遠しいスイスでの夏休み

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子育ても仕事も自分らしく彩るマンハッタンの暮らし

名前
小浪良子 / Ryoko Konami
家族
3人(夫、7歳の女の子)と8歳の豆柴
所在地
ニューヨーク
お仕事
IROHA NYC経営
URL
小浪良子 / Ryoko Konami インスタグラム
URL1
IROHA NYC

子育ても仕事も自分らしく彩るマンハッタンの暮らし
やっとIroha NYCの展示会が終わり、ようやく安堵の気持ちを味わいつつあります。今回はニューヨークで日本文化を伝えるブランドの方々とコラボレーションすることが叶い、〝一汁一菜の集い〟も同時開催しました。初の試みであったものの共にイベントを作り上げる行程は新鮮でお客様もとても楽しそうだったのが本当に嬉しかったです。

用意したお席は2日で完売、ニューヨーカーのカルチャーへの関心や体験への意欲の高さを改めて実感しました。一番心配していた集客も、沢山のお客様と名だたるレストランのシェフにもご来場いただき、大成功だったと思う一方で物価の上昇に伴った賃料の高さや什器、人件費といった展示に伴う出費の多さに頭を抱えた展示でした。

並行してほとんどの業務を一人で遂行することにも限界を感じた期間で、この点はゆっくり省みていきたいところです。

さて、夏休み直前。

すっかり心地良い空気の中、学校行事やお友だちのバースデーパーティなどイベントが目白押しであくせく。娘も夏休みを指折り数え、手作りのカレンダーへ行事を書き込むのが日課のこの頃。

そして、夏の間に誕生日を迎える娘のバースデーパーティを今年はこちらで開くことになり(娘が大好きなクレーンゲームの場所で開催することに!笑)なかなかゆっくりしていられませんが、これが終わればやっとのんびりできそうです。

スイス旅行とサマーキャンプの準備もスタート。

「自然に触れる」をテーマに探していた中で、豊かな自然に恵まれ気候もよく、ニューヨークや東京では見つけられない発見をのびのびとできる環境のよさが一番の魅力でした。古くから中東やロシア、インドや中国といった国の家庭にも好まれてきたそうですが、永世中立国の恩恵もあり、安全性が高いのも安心材料かもしれません。

子どもたちがキャンプへ行っている間はバカンスを楽しむ保護者たちも多く、実際にキャンプの案内には滞在先の候補としてリゾートホテルがずらりとラインナップされていました。スクールバスがホテルまで来て送迎してくれるので楽ちんで助かります。

今回はスイスの中でもジュネーブ空港からあまり遠くなく、通学で参加できるキャンプをいくつか調べて検討しました。


まず、娘が通うのはこちらのサマースクールです。場所はジュネーブ空港から車で1時間ほどのレマン湖沿いの町。
セント・ジョージズ・インターナショナルスクール
■所在地:クララン(フランス語圏)
■通学のみ可能(週5日)9時~17時
ナノキャンパー (4-5歳) は、料理、美術工芸、フランス語、STEAM、マルチスポーツなどのキャンパス内セッションのほか、自然散策、美術館訪問、プールでのゲーム、動物園、遊園地などへも足を運びます。メガキャンプ (6-7歳) では、テニスやサッカーなどのスポーツに加え、ロッククライミングなどのスリリングなアクティビティを含む、刺激的なアクティビティが提供されます。毎週、自然と環境に関する特別なテーマが取り上げられるため、参加者の好奇心を育み、自然との結びつきを深めてくれそうです。


そのほかにもいくつか良さそうなサマーキャンプがあったので、シェアしますね。

コレージュ・ドゥ・レマン校
■キャンプ名:NANO CAMP
■所在地:ヴェルソア(フランス語圏)
■通学のみ可能
■時期:2025年6月30日(月)~7月18日(金) 
コレージュ・ドゥ・レマンはジュネーブ空港 から車で約15分の所にあり、利便性の良い学校です。プログラムは平日の午前9時から午後5時まで開催され、ゲーム形式のアクティビティや工作、遠足などが用意されています。オプションで午後6時まで1時間の追加保育を依頼することや、水泳のレッスンも可能で児童5、6人に先生1人の割合です。

ラ・ガレン・インターナショナル・スクール
■所在地:ヴィラール(フランス語圏)
■対象年齢:6-17歳(6-9歳 Minis、10-12歳 Juniors、13-17歳 Teens)
■月-土 /8:30~18:00
■時期:<2週間>2025年6月30日(月)~7月11日(金)
スイスの自然に囲まれた山の上にあり、シャレー風の校舎がとてもスイスらしい学校。
年齢ごと(6~9歳、10~12歳、13~17歳)にグループが分けられ、プログラムが組まれます。
いずれの年齢グループでも、午前は語学のレッスン(フランス語又は英語)、午後には屋外屋内スポーツやお菓子作り、ゲーム、工作などのアクティビティを行います。
また週末には、チョコレート工場見学や、博物館へ出かけ、オプションでヨーロッパパーク(遊園地)へ行くこともできます。

プレフルーリ・インターナショナル・アルパイン・スクール
■キャンプ名:Discovery & Starter camp
■所在地:ヴィラール(フランス語圏)
■対象年齢:5-7歳
■通学(週5日)
■時期:2025年6月30日(月)~ 8月8日(金)(月~金 9:00-18:00)

ロベルキャンプ・キャンプ専門校
■プログラム名:Junior Camp "MARMOTS & FOXES"
■所在地:グシュタード(ドイツ語圏)
■対象年齢:5/6-10/11歳
■通学:週5日(08:45-17:45)
■時期:<セッション1>2025年7月7日(月)~7月25日(金) 3週間 
ジュニアキャンプは、「探検する、遊ぶ、作る、学ぶ」を核とし、潜在能力を最大限に発揮できるように年齢に合わせたプログラムを組み、自信をつけ、自立心を育てるために、さまざまなスポーツ、ウォーターゲーム、工作、チームチャレンジなどの楽しいアクティビティが満載です。釣り旅行やベルン動物園訪問、プロとのテニス練習や、遠足などもあります。英語またはフランス語から選択が可能(ドイツ語はオプション)。


高い教育水準のスイスならではのプログラムがどこも魅力的です。

スイスに行ったら、また現地から感じたことや異文化の中での成長を綴れたらと思います。
皆さんがどんな夏休みの予定や準備をされているかも気になります♪
ではでは


<小浪良子さん連載>
子育ても仕事も自分らしく彩るマンハッタンの暮らし

       
  • ピクニック気分で野外コンサートへ

  • ブルックリンにあるレストラン「ILIS」

  • 気持ちのいい公園でのひととき

          
  • 娘のダンス発表会の帰り道

  • ブリッジにハマっている娘

  • ローワーマンハッタン、散歩途中のひと休み

  • セントラルパークで開催されたニューヨーク・フィルハーモニックの野外コンサートへ娘と行ってきました。夕食をとってから飲み物とスナックを持参して演奏を聴きながら芝生でゴロゴロ。素晴らしい演奏を最高のロケーションで楽しめるのはニューヨークの醍醐味。

  • デンマーク出身のスターシェフによる薪火料理を提供するILISへ。とてもユニークな演出とお料理の数々をいただき、楽しい体験でした。

  • 日焼けしやすいので帽子や日傘などの日焼け対策は欠かさずに。

  • この日は現地の日本人学校のアフタースクールのダンス発表会でした。娘は今年2月からヒップホップのクラスを始めて楽しんでいるようです。

  • 一日に何度もブリッジするので腰大丈夫かなあと(笑)。

  • ローワーマンハッタンを散歩した日。オーチャード通りに1912年に建てられ、当時は銀行だった古い建物を改装したホテル、Nine Orchard Hotelへ立ち寄りました。