食への意識の高まりと自炊開始で、16歳娘の食育は無事終了

パリを拠点に世界を巡る。心と体にフォーカスした育児
- 名前
- 木村章鼓 / Akiko Kimura
- 家族
- 4人(16歳女の子、9歳男の子)
- 所在地
- パリ
- お仕事
- バースドゥーラ(バースファシリテーター)
- URL
- オーガズミック ランドスケープ by LOVEドゥーラAkiko
【パリを拠点に世界を巡る。心と体にフォーカスした育児】新型コロナウイルス感染症拡大による長いロックダウンを経験した、パリ在住の我が家。
この経験で得たことのひとつは、16歳の娘が、食への意識を大改革させたことです。
親の管理のもと、自ら志願して断食を行なった後は、バランスのとれた野菜中心の食生活へと移行して、本格的に自炊も始めました。
もともと自然食志向の高かった私の影響もあり、娘は幼い頃から、家庭では発酵食や玄米を積極的に摂取したり、日本の親戚宅では私の祖母や叔母から受け継いだ自家製味噌作りに取り組んだりもしていまた。
でも、そうはいっても、お友だちの家でのお泊まり会やお誕生日会に呼ばれれば、当然、コテコテのデコレーションで飾られたケーキや甘いお菓子だって食べていましたし、とくにパリに引っ越してからは、フランス料理のおいしさに開眼して、育ち盛りだし食欲旺盛に。
だけど、ロックダウン期間は、家族で外食もできず、友だちとカフェに行くこともできず...。
その代わり、食生活習慣の見直しには絶好の機会だったようです。
素材の味を大切にしたいから、薄味かつ調味料にはこだわる、が私の食育の基本。
娘も私の基本に従いつつ、冷蔵庫にある食材を上手に組み合わせて自炊しています。
「今までいろいろな国で暮らしてきたし、旅行でその土地の料理を食べる機会も多くあったので、レシピ本ではなく、その経験をもとに料理している」と娘は言います。
また、フォローしているお料理上手なインスタグラマーの投稿も参考にしているそうです。こういうところに世代差を感じます(笑)。