大変だった子育ての日々、私なりのセルフラブ...ご褒美の与え方

インスタグランマ内藤朝美が綴る、育児の想い出や孫との時間
- 名前
- 内藤朝美/Asami Naito
- 家族
- 3児のお孫さんのグランマ(7歳の男の子、2人の女の子)
- 所在地
- 東京都
- お仕事
- (株)ナイトーオートエンジニアリング副会長
- URL
- SAORI + ASAMI Instagram
【インスタグランマ内藤朝美、のびのび子育て想い出話】3月の自粛期間が明けたある日、ザ・ボディショップさんからのご連絡。「セルフラブ」を掲げたプロジェクトに参加しないかというお誘いでした。
セルフラブ? 自分を愛するってどういうことかしら? すぐにはお答えできなかったんです。
「自分の時間がなくて苦しいです」「母としての生活に追われて、自分を見失っています」「今の自分を好きになれません」
実はこんな内容のメッセージをインスタグラムにいただくようになっていましたが、悩んでいる方々にどうお返事したらいいかしらと考えていたタイミングも重なり、プロジェクトに参加させていただくことにしました。
撮影に際し、改めて自分が子育てしていたときのことを振り返りました。
私は長女を出産してから夫の両親と同居し始めました。当時は工場の2階が自宅だったので、子ども3人、夫、私、両親、夫の弟に社員さん8人で暮らしてたの。
部屋は狭いし、人の出入りは激しくて、それまで生きてきた環境とはまるで違う世界。大変といえば大変な日々でした。
でもね、それが私の時間だって思っていたから、不思議と辛くはなかったの。
今思うと、子どもたちといろいろなことを一緒に経験してきたことが、私にとってのセルフラブだったかな。とは言っても、ストレスを感じたことだってありました。
ストレスを感じたときには、自分へのささやかなご褒美を。私にとってのご褒美は、庭いじり(引越してからね)をしたり、好きな曲を大きな声で歌ったり、お気に入りの和菓子を食べたり。そんなささやかなことでも自分の好きな物事だと、ホッと力を抜いて自分を癒せると思うんです。
小さな積み重ねで自分を見失わずにいられないかな?って思います。
これは私なりの幸せの計り方、セルフラブの方法だけど、今どうしていいのかわからなくなっている方も、自分らしく、自分が本当に何を求めているのか、気持ちの深呼吸をしながら時間を作ってくれたらいいなって思っています。
今回こんな風に昔を振り返りながら体感できたのは、ザ・ボディショップからの「セルフラブ」についての問いかけのおかげです。ザ・ボディショップの創始者アニータ・ロディックさんが社会に投げかけたボールを受け継いだ人たちが、すべての女性へ、人へ、社会へと想いをかたちにしよう、繋げようとしているからだと感謝しています。
〈内藤朝美さん連載〉
インスタグランマ内藤朝美が綴る、育児の想い出や孫との時間