この夏私はLAで、バカンスに行かないバカンスを楽しむ!?

パリからLAへ移住、EMIKOのティーンガール子育て
- 名前
- EMIKO
- 家族
- 18歳と16歳の女の子、フォトグラファーの夫と4人家族
- 所在地
- アメリカ・ロサンゼルス
- お仕事
- モデル、「nanamina」バイヤー、プライベートシェフ
【パリからLAへ移住、EMIKOのティーンガール子育て】
今年は世界中が猛暑のようですが、LAはカラッとした例年並みの涼しい過ごしやすい気候が続いています。
LAは地区によって気温が10度も変わり、私たちの暮らす海側は夏は平均して24度前後ですが、山の方に行くと30度超えの日も珍しくありません。普段は冷たいLAの海も夏になると丁度いい水温になり気持ちいいので、最近は毎日泳ぐに行くようにしています。ビーチまでは車で15分ほどで行けるので、水着を着たまま運転し、そのままボチャンと浸かりに行く、という感じでしょうか。
考えてみたら、私はずーっとこんな生活がしたかったんだと思います。幼い頃から海の近くに住むことに憧れて、働くようになってからはバカンスは毎年ハワイに1ヶ月も行っていました。もちろんバカンスのハワイはすごく楽しいけれど、自宅ではないので、料理好きの私は後半になると飽きてしまうのです。手持ちの調味料も揃わないし、料理器具も限られているので、レパートリーがいつも一緒。もちろん和食もあまり作ることができません。
だけど、自宅ならそのまま海から帰って好きな料理が作れます。友達をその時の気分で招待することもできます。夏は勢いでそのままディナーパーティーになることも少なくありません。ぼーっと海を歩いていて、"夢って密かにかなうものなんだなー"って気が付きました。
今年の夏休みは、次女のマリナは友達の家族が所有するハワイ島の別荘に行ってきました。1週間と短い旅でしたが、初めて親も同伴せず、友達だけで企画した特別な時間だったようです。16歳となればアメリカでは車の免許を持っている友達もいて、大人がいなくても何の問題もなかったようです。私は娘から日々送られてくる写真を楽しみにしていました。
私の方はというと、LAの夏イベントの代表格でもある野外コンサート『Hollywood Bowl』へ。『Hollywood Bowl』はこの時期、大御所歌手が毎日のようにコンサートを開きます。私は、友人がプレゼントしてくれたシェリル・クロウのコンサートへ。懐かしい曲で平均年齢は60歳くらい?と思われる年齢層の高い客層でもとても盛り上がりました。シェリル・クロウも今年60歳。年齢を感じさせない可愛らしい歌声と、エネルギーにはかなりチャージされました。
明日から仕事でNYに行きます。この時期はNYの友人はみんなヨーロッパや日本に帰っていて、知り合いが一人も街に残っていないし、気温も30度を超えているそうなので、仕事をしたらさっさと帰ってこようと思います。
皆様も暑い夏がまだまだ続くでしょうが、夏バテしないように気をつけてくださいね。
〈EMIKOさん連載〉
パリからLAへ移住、EMIKOのティーンガール子育て