フランス移住|子どもたちのインターナショナルスクール事情、我が家の場合
愛が重めの七転八頭の子育て in フランス
- 名前
- はずき/HAZUKI
- 家族
- 5人(15歳の長男、11歳の次男、8歳の長女)
- 所在地
- フランス・パリ
- お仕事
- 主フ
- URL
- Hazuki🇸🇬『簡単ご飯』と『3人子育て日記』
【愛が重めの七転八倒の子育て in フランス】
フランスでの日常が始まったものの
いまだ、フランスで子育てをしている事が
あまり信じられず
ふわふわとしております。
一方、子どもたちは、
早速にお友だちも作って
毎日前のめりに
元気に学校へ向かい、
しっかりと
新しい自分たちのフィールドを
認識しているようです。
きっと
お子様を持つ親御さんなら
皆そうだと思いますが、
子どもたちが学校というコミュニティに
所属するようになってから
学校という
子どもたちが毎日の大半の時間を過ごす
コミュニティについて
考えることが増えました。
子どもが増えるごとに
その個性がそれぞれだと知るごとに
学校との出会いも一期一会
必ずや同じところに
所属していなければいけない訳ではない
いつでも変えてみる勇気を持つというスタンスで
実際にそんな話を子どもたちともしておりましたが、
子どもたちがここまで
順応してくれるとは
頼もしく、逞しく
感謝しかありません。
しかも風邪も引かず健康。。。
もちろん
以前の学校の友人を懐かしく思う瞬間は
たくさんあるようですが、
そこは現代の文明の利器に助けられ
メッセージしたり、
FaceTimeしたり、
会えない時間の愛を深めています。
子どもたちの学校は
これまでの一学年に数百人はいた大きなスクールとは
真逆のとても小さなスクールになりました。
一学年、一クラスもしくは二クラス。
インターナショナルスクールなので
基本言語は英語です。
歴史や地理など、
科目によってはフランス語がメインで
その際は英語のサポートが付きます。
フランス語のクラスは
まったく何を言ってるのかわからない
とのこと。
とは言いつつも、
少しずつではありますが、
単語は覚えつつあります。
フランス語が初めての子は
その時間を短くして
嫌いにならないように、
半分の時間は
クラフトをして過ごしたり、
学校側も柔軟なフランス語導入を
プランしてくれています。
長男に関しては
もちろんクラフトで、、、はなく
初級レベルを学ぶ
語学学校のようなクラスが設けられていて
毎日出席必須です。
でも、新しい言語を学ぶと言うのは
楽しいようで
今日はこれ習った~とか
英語訛りのフランス語でお披露目するほど。
私こそがその授業を受けたいくらいです。
今の所、
子どもたちの不満は施設が大幅に縮小されたこと。
パリの学校は
校庭がとても小さいので
公共の施設にわざわざ出向いて
いわゆる体育の授業を行ったりしています。
これまでは
びっくりするくらい大きな校庭が
複数ある学校に通っていた子どもたちには
びっくりな環境です。
また、
これまでの自由な校風だったアメリカ系の学校から
どちらかと言うと厳しめの躾をする、
ブリティッシュの印象が強めの校風になって
早速に不満を言っているのは
次男のミラクルです。
でも、そこは子どもたちも
世界の色々なところから
集まった子どもたち。
ミラクルといい勝負、元気です。
みんなで先生に抗議したり
その場を凌いだり、、
親御さんたちもいろんな文化を経て
独自のスタイルを確立しての
入学なので
意見をしっかり言うことはもちろんのこと、
疑問を疑問のままにしません。
学校側も小さな学校だからか、
一つ一つ対応する、、
結果、効率が良いとは言えませんが
物事は必ず二面性があるように
いいところもたくさんあります。
一つには、
学校のどの先生も
子どもたちのことを一人ひとり認識し
親のことも認識しています。
カウンセラーもしっかりいて
ミラクルのことも
安心して相談できる環境です。
学校の躾が厳しいことで
家の方が自由に感じるようで
嬉しい誤算です
長男に関しては
これまでの大きい学校ですと、
思春期特有の「どのグループに所属するか問題」が
少なからずあったようなのですが
今回の学校は一学年11人という驚きの人数なので
(年明けにもう少し増えるようですが。。)
グループ問題はおろか、
男女混じってみんなで遊んでいるとの事。
14、5歳の男女が休み時間一緒に遊ぶのを
想像するとこちらまで微笑ましくなります。
ただ、
長男が通うのは
カナダ系の学校なので
科目によってはプログラムが
これまでの学校と前後したりしていて
すでに習ったことを学ぶことがあるようでした。
15歳という
学びたい意欲が旺盛な時期に
同じことを学ぶのは正直しんどいようで
自分から上の学年にあげてもらえないか
交渉する方法もあるのでは?と
親子で話をし、
結果、学校側の協議を経て
科目によっては、試験をし
一学年上がる事になりました。
長男の強い意志に
いよいよ、大きくなったと感慨深く
誇らしくも感じましたが
同時に、
「このまま進んでいったら、家を出ていくのも一年早まるのだ。。」
とひっそりと思った私です。
環境を変えること、
学校を変えること、
いろんな不都合は生じるだろうけど
それこそが
必要で大切な経験と思って
ギャップイヤーに踏み切りましたが
その洗礼、を
思いっきり受けていると感じて
大変嬉しく思っています。
一進一退のような状況に感じる事が
多々あるのは事実です。
でも、その時間こそ、出来事こそ、
遠い未来、子どもたちの太い幹を育む事になるはずだと
私は信じています。
この化学反応は必ず、意味があるものになる、と。
その一つに、、
長男が15歳の誕生日の日に
なんと初めて「夢」について
発表してくれました。
予想だにしなかった
その内容に、びっくりです。
でも、それも
フランスに来たから、だそうで・・・
次回はそんな長男の夢、や
フランスの学校の興味深すぎる親御さん方について
ご紹介できたらと思います!
<HAZUKIさん連載>
【愛が重めの七転八倒の子育て in フランス】