夏休み、五島列島での子連れグランピングで最高のアウトドア体験
キャンプインストラクター、ヒャクタロウのアウトドア育児
- 名前
- ヒャクタロウ / Hyakutaro
- 家族
- 4人(8歳の男の子、3歳の女の子)
- 所在地
- 福岡県
- お仕事
- キャンプインストラクター
- URL
- hyakutaro_Instagram
- URL1
- 原点回帰オフィシャル
【キャンプインストラクター、ヒャクタロウのアウトドア育児】
「九州で一番きれいなビーチはどこですか?」
って聞かれたら、間違いなく、「五島列島です!」と答えるでしょう。
それぐらい、透明度が高くきれいな海が、五島にはありましたっ!
今回のキャンプは東京の友人ファミリーたちも合流するので、飛行機を乗り継いで来るため、手ぶらでキャンプできる場所をベースに探していたところ、かねてから行ってみたかった五島列島にグランピング施設があることを見つけたところから始まります!
「ナンゴラヒルズ リゾート」という島キャンプ(グランピング)施設を見つけたんです。
ここはテント泊やコテージ、コンテナハウス、キャンピングカーといくつかの宿泊エリアに分かれての滞在ができて、手ぶらで島キャンプができるという魅力が凄い!
みんなで作って、みんなで食べるキャンプ飯も絶対したかったのですが、それも叶う場所でした。
グランピングは初体験でしたが、なるほど、なるほど、なんでも揃ってるキャンプ(グランピング)ってこんな感じなんだぁと、新鮮な気持ちでした。
我が家には便利すぎるグランピングは合っていなかったけど、手ぶらで東京から来ていきなり島キャンプできるとは、恐るべしグランピング!こりゃあ、流行るわけだ!
さてさて五島の話をしないとですね!
島数は129(うち有人島18)、主な島は、福江島、久賀島、奈留島、若松島、中通島の5つの島で、これらの島の面積は五島列島全体の92.5%を占めているんです。今回は五島列島の中でも最も大きい福江島に滞在しました。
福岡空港からはおよそ40分。驚くほど近いことにびっくり!
降り立つとそこには楽園が待っていましたよ!
五島は海の透明度はもちろんのこと、魚釣りでも有名で、釣り人の間では「聖地」として崇められた釣りポイントがいくつもあるのです。
そんなこんなで釣りをしないわけがない!
島に着いてレンタカーを借りて真っ先に向かったのは、釣具屋さん。
僕たちは魚釣りセットは持参しましたが、友人たちは釣具一式をレンタルします。1日借りても1500円程度。餌も手配して翌朝の早朝釣りに備えます!
釣れた魚は捌いてそのままご馳走になるから、子どもたちも大興奮!
翌朝、釣具屋さんに教えてもらったポイントに行くと、アジの大群が見えるではないかっ!!!
透明度が高すぎて肉眼で見える!見える!
早速釣り始めると、そりゃあもう、アジの爆釣!
もう釣らないように釣りをするぐらい釣れて、子どもたちは大はしゃぎ!40匹近く釣れたんじゃないかなあ...
釣ろうと思えば100匹は釣れたかも(暑すぎて途中でビール補給!笑)。
早速アジフライにして、食べる!食べる!
普段こんなに食べないのに、自分たちで釣った魚は美味しいですからねえ。あっという間に完食! 子どもは素直!
五島の魅力は海のきれいさと言いましたが、まさに絶景と言えるビーチがあるんです!
それは、五島が誇る"日本一美しい" 青すぎるビーチ、高浜海水浴場。
「日本の渚100選」「海水浴場100選」にも選ばれ、全国的にも有名な白砂の遠浅が続くコバルトブルーのビーチなんです。とにかく透明度が高く、遠浅で、幼児でも安全に遊べるビーチ。いつまでもその美しさに浸れるビーチ。 ああきれい!
それにここのビーチはなんと言っても他のビーチと比べて圧倒的に人が少ない! まさに絶景ビーチ。
でも実は、美しさの裏には危険もありました。それは離岸流です。ビーチの脇にある場所で、ブイでマークはされてますが、知らずに近くを泳ぐと、大人でもまったく抵抗できないほどの流れで沖合に流されてしまいます。
なので僕たちが主に楽しんだのは、高浜海水浴場と隣接するビーチ「頓泊(とんとまり)海水浴場」。海の美しさはまったく高浜海水浴場と同じで危険性も少なく、人も少ない!超穴場ビーチ!
地元の方々しかいなくて、まさに楽園ビーチとはこのこと!有料シャワーも完備で超おすすめです!
さて、海も釣りも最高な五島を紹介してきましたが、まだまだ沢山あります。五島名物の五島うどんや、美味しいお魚料理。今回は2泊3日の短い島キャンプ(グランピング)でしたが、またすぐにでも行きたいと思う島キャンプ(グランピング)でした!
最近いつも思うことがあります。
それは、子どもたちと「圧倒的に記憶に残るアウトドア体験をいっぱい一緒にしたい!」ということです。
子どもたちにとっては、おそらくどれも楽しい体験だと思うけど、「圧倒的」とは、やはり普通のアウトドアとは違います。景色も音も匂いも、五感の記憶に残るような体験です。
それには、やはり親がいつ、どこに、誰と、どうやって、、、という時間をかけた探索が必要で、我が家も何度も何度も失敗と成功を繰り返してきました。
やはり圧倒的に楽しい環境はお金で解決、とかではなく、どこか直感的な感覚で遊び体験をどんどん模索していくしかないように思えます。
さあ!次はどこに行こうか!
〈ヒャクタロウさん連載〉
キャンプインストラクター、ヒャクタロウのアウトドア育児