夏休み島キャンプ|今回は友人家族も一緒に超オススメの山口県見島へ!

キャンプインストラクター、ヒャクタロウのアウトドア育児
- 名前
- ヒャクタロウ / Hyakutaro
- 家族
- 4人(妻、8歳の男の子、4歳の女の子)
- 所在地
- 福岡県
- お仕事
- キャンプインストラクター
- URL
- hyakutaro_Instagram
- URL1
- 原点回帰オフィシャル
【キャンプインストラクター、ヒャクタロウのアウトドア育児】
今年の我が家の夏休みキャンプは、超オススメ! 山口県にある見島で友人2家族とグループファミリーキャンプでした!
春休みにも行ってきた極上の島でのキャンプです。
見島の特徴はなんといっても超秘境でありながら、定期船が出ていて、気軽にすぐ行けることなんです。
山口県萩市の港から片道、大人1,970円、子ども990円で、抜群の透明度がある島まで、およそ高速船で1時間10分で行けちゃいます。
(今回は高速船が修理中で大型フェリーだったので2時間かかりましたけど...汗)
子どもたちは春に行ったことがあるので、もう2週間前からソワソワして、まだかまだかと毎日楽しみにしていました。
前回は島で獲れた食材だけで過ごすキャンプを実践しましたけど、夏休みと言うこともあって、そして大人数で行ったので、さすがに自給自足スタイルは取らず、クーラーBOXの中に食糧を持っていくスタイルに。
めちゃくちゃ重いんですけど、カートに荷物全部乗せちゃえばOK!有料ですけど、車から降ろして船でそのまんま運んでくれるんで、超便利。
そして、島に着くやいなや子どもたちはもう海を見て目が『キラキラキラキラ』輝いているじゃありませんか!
可愛い、可愛い!
「ねーねー、海入ってきていい?」
なんて聞いてくるくせに、もうゴーグルつけてモリつきを握って、完全にスタンバイしとるやんけー笑
「もちろん! ただ沖までは行かないようにね!」
と言うと同時に、踵返して猛ダッシュで海へダイブ!
この島のビーチは天然の白砂で、まるでハワイのように綺麗なビーチなんです。
そしてなんといってもまったく人がいなくて、もう天然の白砂ビーチを貸切状態!ああ、なんて贅沢なんでしょう!
海の中を覗けば、たくさんの魚もいます。
たくさんの貝もいます。
泳ぎが得意でない子どもでも、遠浅で高い波がない、安全な安全なビーチなので、何時間でも海に入っていられちゃいます。
親にとっては何がいいかって?
それは海の安全性が確保できていて、それでいてどこまでも天然の大自然を、子どもたちが満喫しまくれること。
他の観光客もいないから、人目を気にするような不安を持たなくて済むってこと。
おまけにビーチの目の前にテント張ることができるから、いつでも目が届くところで、子どもたちが大はしゃぎで遊べること。ああ、ほんとに最高のキャンプ場だ!
日本全国の様々な海キャンプ場がありますけど、こんな素晴らしい条件が揃っているキャンプ場は私が知る限りここだけです。さらにびっくりすることにキャンプ場料金が無料なんです。タダなんです!
もうね、本当に普段からキャンプ場を整備してくださっている島民の方々に感謝しかありません!
ありがとうございます!
ここのキャンプ場はシャワーもトイレも整備され、炊事場も用意されています。
テントからも近く、歩いて数十秒のところにあります。
ただ、裏を返せば、売店もないし、島にある自動販売機もかなり遠い場所にしかない。普段の生活のように何かを買ったり、例えば水やお米を買いたい時は、見事にそれが叶いません。
なので、タープやテントはもちろん、椅子などの準備を完全にしないとちょっと不便。
真夏の日差しがガンガン照り続けるんで、とにかく暑い、暑い暑い。
クーラーボックスは超必須。
実はですね、最終日ついに水がなくなり、朝から遠い自動販売機まで水を買う往復をしました。これはちょっといい運動になりましたねー 笑。
さて、子どもたちはというと、声かけないと永遠に海に入っているんで、熱中症の危険がありますよね。
海遊びは、海自体がちょっとひんやりして気持ち良いので、何時間でも遊んでいられるんですけど、日差しが強く、長時間遊ばせることは非常に危険です。気づいた時には既に遅し、なんて事があるので、要注意ですね!
特に、グループでのファミリーキャンプになると、子どもたちは子どもたちだけで遊び、大人たちは、大人たちでお酒を飲みながらのキャンプになりがち。
それがないように、大人たちで声を掛け合って、自分の子どもだけではなく、常に子どもたちの様子を見ることが大事です。
子どもたちを放っておいて、あえて自由に遊ばせることも大事なんですけど、常に様子を見ることも忘れずにします。
子どもたちの休憩は、およそ30分に1回位のペースで、十分に水分をとって、体の表面上の水分をドライタオルで拭いてあげましょう。
(子どもたちだけでは、海に夢中でなかなか判断できませんから)
それさえ注意していれば、もうどこまでも大自然の海を満喫しまくります!
防波堤から海へジャンプしたり、防波堤から好きなだけ釣りして魚を釣って、焼いて食べて、思う存分、ルールを設けずに遊ばせてあげることができる、この島の凄さよ!
僕が思う、キャンプで親がやってあげるといいなぁと思うことは、、、
それは、子どもたちに、
「別世界に来たんだよ」
と言って、きちんと意識を持たせてあげること。
普段とは違う場所なんだから、思いっきり自由に遊んでいいんだ。ということを分からせてあげることで、子どもたちの頭の中が、よし遊ぶぞ!何して遊ぼうかなぁ、、、というような領域、感覚が頭の中に作られるようになる、と個人的に思うんです。
これが大事で、現代のルール社会、デジタル社会から、解放されているんだよ。
こんなにも素晴らしくて、楽しいんだよ。
という世界を見せてあげること、認識してあげること。
この回数が多ければ多いほど、自然が勝手に子どもたちを成長させてくれます。
ということで!
この見島キャンプ場がとてもオススメなんです。
今回は夏休みの島キャンプを満喫したご報告でしたー。
〈ヒャクタロウさん連載〉
キャンプインストラクター、ヒャクタロウのアウトドア育児