2025年も島キャンプのススメ|GWは子連れで山口県の見島でキャンプ!

キャンプインストラクター、ヒャクタロウのアウトドア育児
- 名前
- ヒャクタロウ / Hyakutaro
- 家族
- 4人(妻、8歳の男の子、3歳の女の子)
- 所在地
- 福岡県
- お仕事
- キャンプインストラクター
- URL
- hyakutaro_Instagram
- URL1
- 原点回帰オフィシャル
【キャンプインストラクター、ヒャクタロウのアウトドア育児】
さあ、ゴールデンウィークも過ぎて本格的な暑さ到来!
さらにアウトドアの門戸が開く季節ですね!
皆さん! 今年もキャンプへ行く予定は立てていますか?
コロナ渦のキャンプブームは落ち着いたようです。ゆったりとキャンプができると考えれば、かえって空いていて良いですよ!とにかくブームであろうがなかろうが、そんなのは関係ない!子育てにキャンプが最適だと今まで書いてきた通り、いつの時代もアウトドア育児は必ず子どもたちを大きく成長させてくれます!笑
さて、今年も昨年同様にオススメのキャンプはズバリ!「島キャンプ」です。特にこれからの季節、5月から10月頃までは最高です。
そして今回は荷物もかさばらないオススメのキャンプ方法をお教えします!
それは・・・食材は「現地調達」ってこと!
キャンプでの醍醐味はなんと言っても「キャンプ飯」ですよね!
僕もまさにその一人。
でもキャンプに行く前にあれやこれや食材を準備するのは結構時間も手間もかかるもの。ましてや夏場なんて重いクーラーボックスも持っていくとなるとこれまたハードですよね。
キャンプ飯を考える時も、旬の食材や一緒に行くキャンプメンバー、天候、キャンプ場の詳細、子どもが喜ぶメニュー、大人だけでしっぽりお酒を飲むメニュー、盛り上がる料理などなど、いろんなことを考えて用意します。
もちろんそれ自体も楽しいんですけどね!
でも島キャンプは船で行かなければならないので、なるべく荷物を減らして行きたい。
そこで今回おすすめしている「食材現地調達」です。行き当たりばったりで、島でGETできた食材だけで、子どもたちと一緒にメニューを考えるんです。
現地でどんな食材が収穫できるか、もしくは買えるかが分からないから面白い!
最悪は何もなし!ってことも覚悟しておきます。(お水とお米と塩があれば美味しい塩おむすびができますね!)
とはいえ、どんな食材がGETできるか分かりませんが、お米と調味料と卵だけは持っていきます。
塩しか持たん!っていう強者もいるかも知れませんね。
ただ余程の腕前が必要に・・・笑
今回のキャンプ先に選んだ島は山口県萩市沖に浮かぶ「見島」でした。
なんでもクロマグロが釣れることで有名な島だとか・・・。
ってことは、魚釣りが期待できそう!
キャンプでの魚釣りとは、なかなかハードに聞こえるかも知れません。
が!意外と簡単なんです。
竿も釣り竿とリールと釣り糸に仕掛けが全部セットで2000円程度で買えるんです。スーツケースにもすっぽり入ります。(穴釣りセットの場合)
その針にエビや海岸に付着する貝の中身でも餌につければすぐに釣れます。
今回もさっそくテトラポットで釣りを開始すると、、、おお!カサゴがいっぱい釣れました!
「ね~、今夜は何が食べたい~?」
「カサゴの唐揚げ!!!」
「よし!決まりだ!」
ってな感じでメニューはカサゴの唐揚げに決定。
炊事場で子どもと一緒に捌いて、カサゴ全体に片栗粉をまぶして、米油で揚げます。
カリカリでもう激ウマなんです!
「あ~、美味っ!」
完全に幸せです。
ということで、晩御飯は炊きたてのお米とカサゴの唐揚げ。子どもたちにも強烈に印象に残ります。自分たちで釣り上げ、命をそのままいただく。子どもたちも「ありがとう、カサゴさん!」なんて言いながらバクバク食べます。これがリアルな食育にも繋がります。
今回お世話になった見島ではキャンパーを見かけることはほぼないらしく、今回も我々だけの貸切状態。子どもたちが真っ白いビーチではしゃいでいると、地元の方がなんと!ブリの半身をくれました!なんでも釣れて余ったからだそうで、、、
なんと良い方なんだ!なんと良い島なんだ!
感激です!こういう嬉しいハプニングも島ならでは!
翌朝の朝ご飯では、ブリを簡単に捌いて、塩を振って焚き火で炙って、もう最高の朝食です!
朝食を終えたら裸足で海を探検!もちろん海沿いですので危険はつきもの。子どもたちが目から離れない範囲で遊ばせます。遊具も何もないので子どもたちは自由に遊びまくります。
海辺で遊ぶほかには、島の景勝地を回るのも良いですね!たいていの島ではレンタサイクルなんかも港に用意されてます。
はい!ここで島キャンプで楽しく過ごすコツですが、
それは・・・
とにかく身軽で行くのが基本。
大型リュックや車輪がついた大型バッグがオススメ。
調味料は持参。食材は現地調達!
キャンプ場のレンタルグッズを駆使すること。
スニーカーや(海辺キャンプなら)ウォーターシューズなど足元周りは充実させること。
キャンプ荷物でかさばるのはテントとシュラフです。レンタルできるキャンプ場も多いので身軽に行くためにもとにかくレンタルがオススメです!(我が家では超小型テント、小型シュラフを持っているので持参しました)
そして肝心の焚き火。我が家はナイフさえあれば、現地にあるもので作って火を起こしてしまうのですが、慣れていない方は現地で焚き火セットをレンタルしても良いですね!
とにかくきれいに整備された通常のキャンプ場と違って島のキャンプ場は、自然がそのまま残っていることがほとんど。海風にさらされているので整備もしにくいっていうのも事情としてありますが、その分自然が残っているので人工物が少ないのも特徴です。
だから良いんです!
最初はハードルが高く感じられる「島キャンプ」。
行ってみればそんなに大したことはありません!
悪天候でない限り、必ずや子どもたちのでっかい笑顔が見られることをお約束します!
日本は海に恵まれた島国です。全国にいろんな島があります。
東京でも大阪でも都会に住んでいても意識して探してみれば、割とすぐに行ける島があるはず!
島キャンプはとにかくオススメですよ!
是非これからの季節に行きましょう。
〈ヒャクタロウさん連載〉
キャンプインストラクター、ヒャクタロウのアウトドア育児