大自然でのキャンプこそ、子どもの主体性を引き出す学び場に
俳優 野波麻帆、オシャレも遊びも満喫の家族時間
- 名前
- 野波麻帆 / Maho Nonami
- 家族
- 4人(8歳と6歳の女の子)
- 所在地
- 東京都
- お仕事
- 俳優、「himher」デザイナー
- URL1
- 野波麻帆(@mahononami)Instagram
- URL2
- himher
【俳優 野波麻帆、オシャレも遊びも満喫の家族時間】
あっという間に梅雨も終わり、暑い暑い夏へと突入しそうな勢い。気つけば子どもたちの夏休みも、もうすぐそこです。
思いっきり一緒に遊んで夏を満喫できる時期はきっと限られているから、夏休みは子どもたち以上に私もなんだか張り切ってしまいます(笑)。さぁ、この夏はどこへ行こう!?
とは言え、ちょこちょこと空いてる時間を見つけたら、すぐにキャンプへ行けないかとスケジュールを考えるのが私達家族。テントやクーラーボックス、その他細々したアイテム達を少しづつ新調して試してみたり、自分達が扱いやすいギアに変えていったりしながら過ごすその時々でのキャンプは、常に新しい発見があります。
最初はトイレに蛾がいるだけでギャーギャー言ってた娘達も、今では蜘蛛や蛾と会話をしながらトイレの個室で過ごせるように(笑)。蛙の卵を持ったり、おたまじゃくしやトカゲを捕まえたり、キャンプに行けばひと度、山や川へ戻っていく野生児達のよう。
さて、先日は友達ファミリーを交えた3家族で、つま恋にあるキャンプ場へ。かなり標高が高いところだったので朝晩は冷えましたが、湖のほとりに面したキャンプ場はとても気持ちの良い場所でした。
朝起きたらここ最近ずっとお気に入りの照り焼きチキンサンドを皆んなでワイワイ言いながら作り(大人はクレソンたっぷり、子ども達はレタスやベビーリーフで)、食べ終わったら湖を散策。初めて見る可愛いお花を見つけたり、細い道を二手に分かれてどっちが早く着くか競争したり。
お昼には空に虹がかかり、子ども達は大興奮! 日が暮れるまで走り回って遊んで、気づけば同じキャンプ場に来ている同じ年代くらいの子ども達と仲良くなり、皆でフリスビーをして遊んでいたり。
はたまた、その次の週に行った軽井沢のキャンプ場ではレンタルバイクを借りて広い敷地を走り回っていました。生憎、雨が降ってきたので、外で遊ぶのは厳しいかなぁと思っていましたが、子ども達は待ってましたと言わんばかりにレインコートを着て、蛙に出会えるかもしれないと目を輝かせて飛び出していき、雨の森散策に。本当に子ども達って遊びの天才! 自然の中にいると改めてそう実感します。
そう、いつだって子どもは主体的な生き物なのです。自分から何かを探し、感じ、学んでいく。東京に戻れば義務教育の中で、あれはやっちゃいけない、皆と仲良くしなさい、行儀よくしないさいと、ルールの中で生きていく事を強いられてしまう。死の危険があるようなことでなければ、せめて自然の中では子ども達本来の、とにかく自由で主体性を持って動く姿を、少し遠くから見守ってあげたいと心から思います。
そんな遊び疲れた子ども達を寝かせた大人達は、満点の星空の下でお酒を飲みながら他愛ない話で盛り上がり、眠くなった人からおやすみ〜とテントへ帰ってゆく。
私はこの感じが堪らなく好き。なんてシンプルなんだろう。
そして毎回テントの中で寝る前にふと、何かを検索したり、メールさえも見ていなかった自分とスマホの距離に気づくのです。
2022年の夏休みの幕開けは、やはりキャンプからスタートしそうな気がしています(笑)。
みなさんも夏休みの計画たてましたか?
〈野波麻帆さん連載〉
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