夏休みも大詰め!NOテクノロジーの「サマーキャンプ生活」

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ハワイ、オアフ島を拠点に自主性を伸ばすのびのび子育て

名前
マイコ・アイゾン
家族
9歳と6歳の男の子を育てるママ
所在地
アメリカ・ハワイ
お仕事
メディアコーディネーター、ライター
URL
Maiko Izon Instagram

8月頭から新学期が始まる予定のハワイでは、夏休みもいよいよクライマックス! 3月中旬からの新型コロナウイルスの影響による休校は、そのまま夏休みへと突入し4ヶ月という長すぎるお休みでしたが、ついに終わりを迎えるのかと思うと感慨深い思いでいっぱいです。

そんなわけで、夏休みの締めくくりに友達家族とキャンプに行ってきました。毎日、海や山へと、自然に触れる機会の多い我が家ですが、キャンプは別格。日常から100%離れて、普段生活の一部になってしまっているテレビやビデオゲームとも離れた2泊3日の自然暮らしです!

今回のキャンプで驚いたのは、子どもたちの成長ぶり。宿泊したのは、海が目の前にあるノースショアのキャンプ場で、朝起きた瞬間から子どもたちは網とバケツを持ってビーチへと一目散に走り、魚やカニを網で捕まえるなど1日中忙しそうに遊んでいます。いつもなら兄弟や友達と小競り合いをして、誰かが「ママ〜」と駆け寄ってくるのですが、今回子どもたちだけで自立し夢中になって遊ぶ様子には感心しました。友達家族のお父さんたちと一緒に焚き火用の薪拾いや薪割り、火の番などさまざまなキャンプでの役割を子どもたちも担い、グッと男らしさも増した気がします。おかげで私は、普段時間がなかなか取れない読書やサンセットタイムのビーチ散歩を堪能。

アメリカはもちろんハワイでも、安全面で子どもたちが保護者と行動を共にすることは当たり前の毎日。子どもと一緒に過ごすどんな時間も大事にしようと心掛けながら暮らしていますが、男の子は男の子らしく、母親から離れたときにワクワクやドキドキが生まれるものなのかも。たまには子どもたちを放ったらかしにして、彼らだけで見つけた発見や驚きをあとから聞くのもいいもんだと実感しました。子どもたちだけでの自然体験は、子どもの自立にも繋がるのですね。

浜辺に寄せては返す波音をBGMに満点の星空を眺め、暗闇でのカニ探しや焚き火を囲んでのマシュマロ焼き...朝起きた瞬間から寝る寸前まで自然にどっぷり浸かって過ごした子どもたちの楽しそうな顔は、普段の笑顔よりもさらに輝きを増して見えました。

       
  • キャンプでのランチ作り

  • 子どもたちが楽しみにしているスモア

  • 夜のビーチ探検へ

          
  • 友人家族とすごす幸せな時間

  • 自立し始めた男の子たち

  • 早起きしてビーチへ急ぐ長男

  • ママたちが朝イチのシュノーケルに興じている間、子どもたちはランチ担当のお父さんとチーズバーガー作り。バンズの表面にオリーブオイルを塗り、BBQグリルでカリッと香ばしく仕上げます。

  • ディナー後のお楽しみは、焚き火を囲んでマシュマロを炙り、チョコレートと一緒にクラッカーでサンドする、キャンプ定番スモアを。キャンプの夜ならではのひととき。

  • ディナーのデザートが終わったら、子どもたちはヘッドライトを付けて夜のビーチへ。夜な夜なビーチをウロウロしているカニたちを見つけては、素手や網で捕まえて大騒ぎ!今回のキャンプでは捕まえたカニたちをグリルして作ったクラブサンドイッチも登場しました(笑)

  • 天気に恵まれた今回のキャンプ。心地よい潮風を感じながら満天の星空の下、気のおけない友達家族と焚き火を囲むひとときは、何にも代えがたい幸せな時間です。ちょうど流星群が接近し始めた時で、一晩に流れ星を何度も観ることもできました!

  • いつもはママにべったりの子どもたちも、キャンプの間は終始男の子たちだけで行動。家族単位で寝る予定だったテンタロー(テント&バンガロースタイルの小屋)のひとつは、ボーイズオンリーの寝室に。中にハンモックを吊るして、ワクワク&ドキドキのベッドタイム。

  • いつも早起きの長男は、キャンプ先でも早起き。ひとりでサッサと水着に着替えビーチへ。「みんなが起きたら驚かせてやるんだ!」と張り切って、タイドプールを泳ぐ小魚たちを夢中になって網で捕まえていました。