学校のタームブレイク中に大自然を感じるアクティビティを体験

ベトナム→ニュージーランド移住ママの「家族時間を大切に」
- 名前
- 髙田麻紀子/Makiko Takada
- 家族
- 5人家族(夫、9歳男の子、7歳男の子、2歳女の子)
- 所在地
- ニュージーランド
- お仕事
- MASYOME Founder/La Ruche d’Ange代表
- URL
- Makiko Takada Instagram
【ベトナム→ニュージーランド移住ママの「家族時間を大切に」】
ニュージーランドに暮らし始めて、早3ヶ月が経ちました。
日本とは季節が逆のこちらでは、私たちが到着した頃は冬でしたが、最近では春の花が咲き始め、とても気持ちの良い季節を迎えています。
物価の高さは覚悟をしていたつもりでしたが、スーパーでのきゅうり1本10NZD(約860円)、ブルーベリー1パック16NZD(約1400円)という価格には、思わず手が止まりました......。こちらではハウス栽培が一般的ではないため、冬の間は野菜や果物の価格が大きく変動するんだそう。
1年中、夏のような気候のベトナムで暮らしていたこともあり、季節によって買えるものが変わるという感覚をすっかり忘れていたことにも気づかされました。最近では、きゅうりも2〜3NZD、ブルーベリーも8NZD前後に落ち着いてきて、少しホッとしています。
海外では入手困難な豚バラの薄切り肉も、行きつけのお肉屋さんにお願いしてみたところ快く対応してくださったので、我が家では定期的にまとめて注文しています。アジアンスーパーで冷凍の薄切り肉を見かけますし、ニュージーランドでは、ブランドにさえこだわらなければ日本の調味料やお米も、思っていたより手に入りやすい印象です。
子どもたちも、少しずつ学校に慣れてきたようです。通いはじめてまだ1ヶ月ほどですが、学期の途中からの入学だったため、先日、ちょうど2週間のタームブレイク(学期の合間の休み)がありました。
せっかくの機会だったので、オークランドから車で3〜4時間ほどの距離にある、タウポとロトルアへ小旅行に出かけることに。今回の旅は、長男が本やインターネットで調べて行ってみたい場所をと提案してくれました。
ロトルアでは、地熱地帯として知られる「Wai-O-Tapu Thermal Wonderland」へ。
自然の鉱物によって鮮やかに色づく温泉池や、700年前の噴火でできたとされる「シャンパンプール」がとても神秘的で、今もなお硫黄や金などの鉱物を多く含んでいるそうです。硫黄の匂いも、日本の温泉地とはまた少し違う印象でした。
園内には3つの散策コースがあり、私たちは45分ほどで回れるショートコースを選んだので、3歳の末っ子も飽きることなく、最後まで楽しそうに回ってくれました。
タウポでは、ニュージーランドで最も観光客が訪れるという「Huka Falls」へ。
毎秒22万リットルもの水が勢いよく流れ落ちる様子は迫力満点で、子どもたちも目を丸くして見入っていました。今回は3歳の娘の身長が足りずに見送りましたが、ジェットボードで近くまでいくこともできるそうです。
ベトナムでのお休みといえば、飛行機で近場のリゾートに出かけ、「海! プール!」という過ごし方が定番だったので、車でゆっくりと景色を眺めながら出かける今回のような旅は久しぶり。とても新鮮でした。ニュージーランドではロードトリップが人気なので、私たちもこれから色々なところに行ってみたいです。
ニュージーランドでは、自然を通じた学びやアクティビティが日常の中に溶け込んでおり、スクールホリデイ中には、乗馬やサーフィン、ファーム体験など、子ども向けのアクティビティやキャンプもたくさん開催されているそう。我が家の子どもたちにも今後、そうした体験をたくさんさせてあげられたらいいなと思っています。
<今回気になったキャンプたち>
乗馬キャンプ
https://www.sonshineranch.co.nz/
サーフィン
https://aotearoasurf.co.nz/ultimate-kids-surf-camp/
自然体験
https://www.ymcanorth.org.nz/find-your-local/camp-adair-hunua/holiday-camps/
〈髙田麻紀子さん連載〉
ベトナム→ニュージーランド移住ママの「家族時間を大切に」