2020の夏休み、自然体験を通じた子どものアクティブラーニング
「机上の勉強よりも実体験!」の子育て
- 名前
- 西山美希子/Mikiko Nishiyama
- 家族
- 4人(9歳男の子と7歳女の子)
- 所在地
- 東京都
- お仕事
- DESCENDANTデザイナー
- URL
- Mikiko Nishiyama Instagram
前回の記事でも書きましたが、夏休みは子ども達が大きく成長する時。
今年はコロナ禍で、あまり出かけられず、子ども達の経験値を高めるために試行錯誤した夏休みでもありました。
我が家は、たくさんの時間を、友人たちと都内近郊でグランピングやキャンプをして過ごしました。
便利さが溢れた普段の生活から離れて、自然の中で過ごす原始的で野性的な生活が、子どもたちに多くのことを学ばせてくれたように思います。
息子は、今年の夏、自分ひとりで火がおこせるようになりました。ある朝目が覚めてテントから出たら、先に起きていた息子がとても綺麗に木を組んで火をおこしていて、小さな子たちにマシュマロを焼いて配っていたのです。自然の中で、いつのまにか効率よく段取りをする力と、まわりを喜ばせるコミュニケーション力を身につけたのだと思い、とても嬉しくなりました。
また、その日に息子は、ヘビを素手で捕まえて保護もしていたのです。毒があるかないかを事前に学んでいたので、毒がないことを確認して、噛まれないように足で頭を押さえて捕まえたんだそう。主体的に学ぶアクティブラーニングのいい機会になりました。
楽しみながら自立的に学ぶ力を高められるように、私の役目は機会を与えてあげることと、ただただ褒めて励ましてサポートすること。それだけでいいように思います。
友人たちと自然を楽しみ、コミュニケーションの仕方を学び、自由に創造する時間は、彼らの人生を豊かにしてくれるでしょう。
キャンプの経験は、夏休みの宿題よりも、学ぶことはたくさんありました。
たっぷり遊びながら、たくさんの経験と発見をして、今年も心と身体が大きく成長したように思います。