インターナショナルスクールに通う娘は「プレイデート」をしています
「机上の勉強よりも実体験!」の子育て
- 名前
- 西山美希子/Mikiko Nishiyama
- 家族
- 4人(9歳男の子と7歳女の子)
- 所在地
- 東京都
- お仕事
- DESCENDANTデザイナー
- URL
- Mikiko Nishiyama Instagram
海外には「プレイデート」という言葉があります。お互いの子どもたちを遊ばせるデートのことです。
日本では小学生になると一人で出歩けるので、自分たちで約束して遊んでいますが、欧米では、小学生は子どもだけで外出したり、家で遊ぶことが禁止されているので、子ども同士が遊ぶ場合、親同士がセッティングして、親同伴で遊ぶことが多いのです。
インターナショナルスクールに通う娘は、「プレイデート」をよくします。お稽古の合間をみつけては、すぐに「プレイデート」。日本の学校に通う息子は、自分でお友達と約束してくることもありますが、私立に通っているため、それぞれ遠くに住んでいることが多く、親同士か連絡をとって、いわゆる「プレイデート」方式で遊ぶことも多々。
さて、「プレイデート」。我が家ではとても大切なこととなっています。お稽古を休んでまで優先することもよくあります。なぜなら、子どもたちの将来において、何より必要不可欠なコミュニケーション能力は、友達との交流から培われるからです。コミュニケーション力の源である協調性、共感性、そして主体性。これら全ては友達との関係性からしか育ちません。
中でもお友達のおうちと行き来するのもとても大事。自分のおうちにお友達が遊びに来てくれた時は、自分がリーダーシップを発揮しながら、おもちゃの使い方を教えたり、一人でポツンと仲間に入れない子を輪に入れてあげたりしながら、ホストとしての役割を果たします。
反対にお友達のおうちに呼ばれた時は、そちらのおうちのしきたりやルールに従って遊ばなくてはなりません。そこで、自分のおうちとの違いを学ぶことも出来ます。
そして自分の家でもなく、友達の家でもなく、中立的な場所、公園で遊ぶことも、意味のあるものとなります。
お友達と遊ぶことを、生活の中で優先的に取り入れて、友達と育ち合い、協調性と主体性をバランスよく持てる大人に育ってほしいと思います。