「ダイバシティ」な人間に育てるために我が家で実践していること 

Choice

「机上の勉強よりも実体験!」の子育て

名前
西山美希子/Mikiko Nishiyama
家族
4人(9歳男の子と7歳女の子)
所在地
東京都
お仕事
DESCENDANTデザイナー
URL
Mikiko Nishiyama Instagram

前回の記事で「多様性」について触れましたが、我が子たちにも、多様性(ダイバシティ)を尊重する人間に育ってもらいたいと常に思っています。日本は特に、自分と違うことを排除したり怖がったりする風潮がありますが、そんな中で、人は違って当たり前!様々な価値観を受け入れられるように育てるための、我が家で実施している子育て方法をいくつか紹介したいと思います。

① 人と違うこと、似ていること、人より得意なこと、苦手なこと、そんなことを話し合いながら「個性」について考えます。

② 地球には、多数の人種が共存していることを教えます。他の文化に触れさせて、似ている点や異なる点を子ども達と話し合い、様々な文化や人種について理解を深めさせます。

③ 自分たちの文化的背景や歴史を教え、考える機会を設けます。

④ いろいろな家族の形があることを教えます。兄妹がいない家、ママがいない家、パパがいない家、海外では同性同士の夫婦がいることも。

⑤ 自分自身に自信を持てる人間に育てます。自信がある人は、自分と異なることをたやすく受け入れることが出来ます。自分の存在も他人の存在も肯定できる人間に育ってもらいたいです。

⑥ 自分の伝えたいことを言葉にして相手に伝え、その上で、相手を理解する大切さを教えています。

学校以外のお友達と遊ぶことを、子ども達に促します。お友達の輪が学校だけだったりすると、世界や視野が狭くなりがちです。お友達の多様性。これも大切。


自分にとっての当たり前が当たり前じゃなくて、相手にとっての当たり前が何なのか...それを認識し、違いを認めていく。そんな練習を日々重ねている我が子たちです。

〈西山美希子さん連載〉
「机上の勉強よりも実体験!」の子育て

       
  • 親離れのきっかけに

  • いろんな友達と遊ぶ機会を作っています

  • インターナショナルスクールの利点

          
  • まずは自分を知ること!

  • 海外のホームパーティーでは、シッターさんが子どもたちの面倒を見てくださり、親は親で楽しみます。この頃はママにベッタリだった我が子たちでしたが、こちらのルールに従い、子ども同士で楽しく遊んでいました。

  • 放課後の公園遊びのシーン。5つの違う学校に通う子達で、鬼ごっこ。週に一回は、こうやって他校の子達と遊ぶ機会があるのは、とてもありがたいです。

  • 小さな頃からインターナショナルスクールに通っていた我が子たち。多種多様の文化や人種と触れ合いで、視野を広げることが出来ました。

  • 自分とは?自分は何が得意で苦手なのか、何が好きで嫌いなのか…。
    自分について考える時間をたっぷりと与えてあげます。