今年の夏、恥ずかしがり屋の娘が挑戦をし大きな壁を打ち破りました!
「机上の勉強よりも実体験!」の子育て
- 名前
- 西山美希子/Mikiko Nishiyama
- 家族
- 4人(9歳男の子と7歳女の子)
- 所在地
- 東京都
- お仕事
- DESCENDANTデザイナー
- URL
- Mikiko Nishiyama Instagram
【「机上の勉強よりも実体験!」の子育て】
今年の夏は娘の発表会が3つもありました。
歌の発表会にはじまり、バレエの発表会、そして最後には、はじめたばかりのダンスの発表会がありました。
娘は、究極の恥ずかしがり屋で人前が大の苦手。そんな娘が、すべての発表会に挑戦する、と言い出したので、我が家は大騒然の夏でした。
特に、ステージ上に立って一人で歌う歌の発表会は、娘にとってはとてもハードルが高く、完璧主義で、間違えることを嫌う娘は、当日歌詞を間違えないために毎日泣きながら練習。リハーサルで歌詞を忘れるたびにパニックに陥っていました。
失敗してはいけないという気持ちが強すぎて、より緊張していたようです。
また、娘は新しい場所や初めての体験が苦手なため、未知な世界に踏み出すことにも、怯えていました。
こんな時のフォローが、親としての私の役目。
そんな状態の娘に、「緊張しないで」なんていうのは問題外。「心配しないで」とか「大丈夫大丈夫」という言葉もあまり意味はありません。
私は、「わかるーーママも緊張するー!けどワクワクするじゃん」と伝えてみました。娘の緊張を受け止めて、前向きな気持ちに変えてあげることが大切な気がしたからです。
さて、本番当日。名前が呼ばれステージに上がった娘は、顔がひきつり、身体がカチコチに固まっていて、あまりにも不憫で、私はステージから娘をさらって一緒に逃げ出したくなりました笑。
けれど、音楽が流れ始め途端、娘が笑顔を浮かべて、身体をリズムに合わせて揺らしながら堂々と歌い始めたのです。とてもかっこよかった!感動しました。
私は、娘の練習を見ながら、もっと楽しんで発表会を迎えてほしいな、不安だから練習するのはどうなんだろう、メンタル弱いのかな、、そんなことばかり思ってました。
けれど、本番の娘を見て、緊張や不安を感じることも悪いことではないと気付きました。
子どもの緊張や不安は、感受性が豊かであること、場面を的確に捉えられてるということ、また一生懸命頑張りたいという気持ちの現れでもあるんだと感じました。
親の私も、この夏の経験を通して、また一つ成長につながりました。
〈西山美希子さん連載〉
「机上の勉強よりも実体験!」の子育て