息子が熱中するゲームの世界を自然の中で"リアル"体験"させました

「机上の勉強よりも実体験!」の子育て
- 名前
- 西山美希子/Mikiko Nishiyama
- 家族
- 4人(9歳男の子と7歳女の子)
- 所在地
- 東京都
- お仕事
- DESCENDANTデザイナー
- URL
- Mikiko Nishiyama Instagram
【「机上の勉強よりも実体験!」の子育て】
先日息子が、switchのフォートナイトと言うゲーム内で乗るバギーに、実際に乗ってみたいと言っていたので、バギー試乗に行って来ました。
ゲームの中では何度も体験していたけど、実際本物を自分で運転するのはもちろん初めて。大自然の凸凹の山道、重いバギーを自分で操作するのはそう簡単ではなく、ゲームのように簡単にスピードを出すことは出来ません。けれど息子は明らかに、フォートナイトでバギーに乗っている時とは違って、生き生きとした目で楽しみながら、真剣に運転していました。
ゲームでは決して得られないリアリティ。それはこうやって外で実際にあそぶ意義です。自分の感覚に刺激を与え、運動能力と五感を高めてくれる、とてもいい体験になりました。リアリティを培うことが出来ない実体験の不足の弊害は、子どもの発達にはとても大きいと思います。
さて息子が大好きなゲーム。我が家では、さほど制限をしていません。子どもがゲームばかりをしていると叱る親は多いと思います。けれど、家庭がゲームより面白ければ、子どもはあまりゲームをしないのです。もし子どもたちが、家族で過ごすよりゲームが楽しいなら、それは私の役不足でもあります。だから私は、「ゲームやめなさい!」と言う前に、「ゲームより一緒に楽しめることは何だろう?」と考えるように心がけているのです。
私自身、幼少期に家族で過ごした楽しい思い出は、大人になってからとても大きな存在です。子どもたちが大人になった時もそうであってほしいと、心から願います。
〈西山美希子さん連載〉
「机上の勉強よりも実体験!」の子育て