超多忙な日々が続いても育児において心がけている6つのこと

憧れの地で夢を叶えたワーキングマザーのハワイ流子育て
- 名前
- 堀内希珠 / Mimi Horiuchi
- 家族
- 4人(夫、4歳と11歳の男の子)
- 所在地
- ハワイ・ホノルル
- お仕事
- マーケター、サーファー
- URL
- Mimi Horiuchi インスタグラム
【憧れの地で夢を叶えたワーキングマザーのハワイ流子育て】
Aloha everyone!
この度、ロンハーマン ワイキキ店のマーケティング&オペレーションディレクターを務めさせていただくことになり、グランドオープニングをお手伝いすることになりました。
毎回グランドオープニングを引き受ける時は、寝る時間がなくなるほど、全時間とエネルギーを仕事に費やすので、生活の優先順位が変わります。
普段は仕事、育児、NPOの理事、サーフィンの"四立"を試みていますが、この時ばかりは後者2つはお預け。育児さえおろそかになります。
子どもと会える時間は1日1時間あるかないかの時もありますが、育児においてつねに心がけていることが6つあります。
最初の5つは、アメリカでベストセラーになった『The Five Love Languages』(『愛を伝える5つの方法』ゲーリー・チャップマン著)から学んだ要素です。
Words of Affirmation(肯定する言葉)
Physical Touch(スキンシップ)
Receiving Gifts(贈り物)
Quality Time(クオリティタイム)
Acts of Service(サービス行為)
1. Words of Affirmation
暇さえあればI love you と言って、どれだけ愛しているかを伝えています。また11歳の長男には「いつも頼れるお兄ちゃんでいてくれてありがとう」、4歳になったばかりの次男には「世界で一番キュートなのはジジ!」と声にしています。
2. Physical Touch
しつこいほどハグしたり、キスしたり、手をつないだり、何をしてなくても体を触ったりして、体温を感じてもらっています。とくに子どもは、触られることが好きですね。
3. Receiving Gifts
仕事場で息子たちの顔が浮かんだ時に、ふたりが大好きなドーナッツを買いに行き、朝起きた時に一番に嬉しい気分になれるよう、「Enjoy!」というメッセージを付けて、キッチンカウンターの上に置いたりしています。うわぁ!と喜ぶ顔を思い浮かべるだけで、私も幸せになります。
4. Quality Time
時間が作れる時、食いしん坊な長男のエンゾが大好きなラーメンを、ふたりだけで食べに行きます。一対一で過ごす時間と贈り物のダブル効果で、これは非常に満足度が高いようです。その一方、次男には小さなことにも100%のアテンションをあげるようにしています。幼児は何事も30分もすれば飽きるので、その30分は全力でつきあいます。
5. Acts of Service
なんでも相手のことを思って、心を込めて相手のために行動することです。これはつねにできますね。
そして6つ目は、間接的に子どもに頼ること。頑張っている姿を見せれば、子どもは親の背中から頑張るという姿勢を学び、そして手を差し伸べるようになってくれます。もちろん言わなければ気づかないこともあるので、直接言葉でも伝えています。
「〇〇やって」と言う代わりに、「コーヒーを淹れてくれたら嬉しいな」「洗い物がなくなってたら、疲れが吹っ飛ぶ」など、こうしてくれたら嬉しいということを素直に伝えておくと、子どもが気づいてやってくれるようになります。思いやりのある、自発的な子に育って欲しいという気持ちから、これも教育の一環にしています。
もっと子どもと一緒に過ごしたいという気持ちも多々ありますが、自分がハードワーキングする姿を見せていれば、その習慣を教えることに繋がり、子どもたちの将来に役立つと思っています。
そして仕事が忙しくなり、一緒に過ごせる時間がどんなに短くても、毎日愛をきちんと伝えていれば、子どもたちは愛ある人間に成長してくれると思います。
そして一番大切なことは、自分を愛すること。どんなに忙しい時も、自分時間を忘れずに♥
<堀内希珠さん連載>
憧れの地で夢を叶えたワーキングマザーのハワイ流子育て