バイリンガル教育の実践!ママも娘も幸せになる女の子育児
「子どもの好き」が最大のモチベーション!な国際派子育て
- 名前
- 佐久間麗安 / Rena Sakuma
- 家族
- 4人 (10歳男の子と8歳女の子)
- 所在地
- 東京都
- お仕事
- Bright Choice編集長
- URL
- Rena Sakuma Instagram
何年か前に、Victoria Beckhamのインスタグラム投稿を見てポチ買いした"Strong is the New Pretty"。どこまでもじぶんらしく逞しく生きる5~18歳の女の子たちの写真集。迫力あるポートレートの1枚1枚に女の子たちのポジティブな言葉も添えられていて、大人が読んでもグッときます。そう、「かわいい」「きれい」だけが女のモノサシではない。英語もシンプルで写真がメインなので、英語初心者にも是非おすすめです。
インターナショナルスクールに通う娘のために購入したつもりが、いまとなっては、私の心のバイブル。母として、妻として、女性にありがちな、「~べき」論から私の心を解放してくれています。これまで以上に女性が活躍する社会。時代に合った女の子育児を実践するには、一番身近な女性であるママが古風ではいけない!
この手の本は、日本語訳がないものが多いので、英語を通してでないと触れることのできない世界観。子どもたちが通うインターナショナルスクールも時代に合った新しい価値観にとても敏感で、日ごろからセミナーなどで親の子育て観をアップデートしてくれますが、学校の情報は全て英語。もはや、英語は私たちにとって単なるコミュニケーションツールというよりは、世の中の流れを読んで生きていくために必要なツールなのです。
女性の選択肢がますます多様になるいま、女の子育児は特に悩みます。キャリアの構築、結婚、出産、育児、または結婚も出産もしないという選択肢だってあり。一方で、社会構造的にはまだ女性に不利なのも事実。ワークライフバランスの改善、男性による"主体的な"家事・育児への関わりは限定的。女性にとって生きづらい世の中では、女の子は特に、常に感度を高く保ち、自分を磨き続けることが大事なのかも。バイリンガルであることは、そのための "ライフスキル"といえます。
とはいえ、女とは、かわいいもの、きれいなものへの羨望だってある。娘の場合は、お兄ちゃんがいるにも関わらず、バービーやマイリトルポニーが大好き。私も、夫にはクローゼットのバッグや靴の数に呆れられています。それはそれとして、「女は逞しく、時代に合わせてしなやかに」をモットーに、母娘でじぶんらしく楽しんで生きていきたいもの。男の子だけ育てていたら得られなかったポジティブな気持ち。娘を育てながら、娘に感謝する日々です。