ロンドンとパリ4泊5日の子連れ旅|一緒に街を歩き想い出の種をまく

子育ても仕事も自分らしく彩るマンハッタンの暮らし
- 名前
- 小浪良子 / Ryoko Konami
- 家族
- 3人(夫、5歳の女の子)と7歳の豆柴
- 所在地
- ニューヨーク
- お仕事
- IROHA NYC経営
- URL
- 小浪良子 / Ryoko Konami インスタグラム
- URL1
- IROHA NYC
【子育ても仕事も自分らしく彩るマンハッタンの暮らし】
寒かったNYもやっと春の兆し。夫が撮影でロンドンとパリを廻ることになり、便乗する形で娘を連れて私たちも小旅行へ行ってきました。
4泊5日、ほんの束の間の旅。
学校を休まず通わせることよりも、楽しそうな機会があったらそちらを優先してみるという方が窮屈にならず、みんなの気分転換になって良いと思っています。旅先での予期しない状況への対応や通貨や物価の違いは学校とはまた違った学びもあって、娘は旅行中に気になったことや疑問をノートへ絵と共に書き綴っていました。
初めて訪れたロンドンの街はお天気にも恵まれ、街角や公園、緑地に咲く花も満開。歴史的な建築物と近代的なビルが見事に融合された中に可愛いお店が沢山あって、食事もおいしかったです。
娘と乗ったロンドンアイではビックベンを一望しながらテムズ川はどこで終わるのか? 空はなんで青いの?といった日常的な疑問もまた違った風景を望みながら調べられて嬉しそうでした。スマホ検索ではなく目で見て、どう感じるか。改めて大切なことですね。
そして私自身が一番楽しみにしていたのはロンドンからパリをつなぐユーロスター。列車が好きなので、ヨーロッパの美しい田園風景を眺めながら鉄道で移動できる時間はまさに至福のひととき。こんな時間に人生の彩りと豊かさを感じます。
パリは中1日の滞在。ホテルがとても過ごしやすく素敵な場所だったので、のんびり朝食を楽しんでから科学博物館へ。ここで入ったプラネタリウムがとても面白かった! 宇宙飛行士が離陸するカウントダウンから始まり、宇宙から眺める地球、そして宇宙飛行士の紹介や操縦の様子、途中には歌を唄うシーンもあり、アメリカとはまた違う演出にワクワクしました。
パリの街は相変わらず美しく、日常の中の非凡さに気付かせてくれます。娘も小さな発見の多い旅だったようです。
旅といえば、娘との夏の二人旅。今年はジュネーブのレマン湖沿いにある学校へ2週間のサマーキャンプへ参加することにしました。
娘と決めた今年のテーマ「自然にたくさん触れる」を軸に、オーストラリアやカナダ、オランダ、そしてスイスの4カ国に絞ってリサーチ。最終的にカナダのカルガリーと悩んだのですが、滞在先と希望する学校がどこも遠いのを懸念してスイスに決めました。
サマーキャンプの場所は、ジュネーブ空港から車で1時間ほどのレマン湖沿いの町に位置します。ナノキャンパー (4-5歳) は、料理、美術工芸、フランス語、STEAM、マルチスポーツなどのキャンパス内セッションのほか、自然散策、美術館訪問、プールでのゲーム、動物園、遊園地などへも足を運び、メガ キャンプ (6-7歳) では、テニスやサッカーなどのスポーツに加え、ロッククライミングなどのスリリングなアクティビティを含む、刺激的なアクティビティが提供されるそう。毎週、自然と環境に関する特別なテーマが取り上げられるため、好奇心を育んで自然との結びつきを深めてくれたら良い体験になるのではと楽しみにしています。
こうしてさまざまな街を一緒に歩くことで、思い出をあちらこちらに植えておき、大人になったときや、いつかその場所を訪れたときに、ふとした温もりを感じてくれたら嬉しいなと思うこの頃です。
<小浪良子さん連載>
子育ても仕事も自分らしく彩るマンハッタンの暮らし