娘との休暇に思いを馳せ、大人の私にも訪れた人生の新しい挑戦

子育ても仕事も自分らしく彩るマンハッタンの暮らし
- 名前
- 小浪良子 / Ryoko Konami
- 家族
- 3人(夫、7歳の女の子)と8歳の豆柴
- 所在地
- ニューヨーク
- お仕事
- IROHA NYC経営
- URL1
- 小浪良子 / Ryoko Konami インスタグラム
- URL2
- IROHA NYC
【子育ても仕事も自分らしく彩るマンハッタンの暮らし】
4月に入っても、今年のニューヨークはまだ寒い日が多く、今日から娘の学校も春休みに入りました。
今年の春休みは、プエルトリコへ小旅行に出かける予定です。ニューヨーカーにとってプエルトリコは、メキシコやマイアミと並ぶ、週末や春休みにふらりと訪れられる南国のような存在。ママ友におすすめしてもらい、今回の行き先に決めました。ニューヨークからサンフアンまで約4時間という近さも魅力的ですし、アメリカ領でありながらスペイン語圏であることも、私にとっては楽しみのひとつです。
そして今年も、娘との夏の二人旅の目的地を考える季節に。第一候補として思い描いているのは、日本の豊かな自然に身を置ける場所。そしてもうひとつは、ヴェネツィア近郊にある、農場をリノベーションして生まれたスクールにも惹かれていて、娘と話し合っているところです。
この学校は、テクノロジーや体験学習を前面に出した現代的な教育環境をもちながら、自然に開かれた立地もまた印象的。先進的な学びの機会に恵まれているだけでなく、自然との接点がもたらす身体感覚を伴った学びがあることも良さそうだなぁと。
または、日本の公立学校へ2週間通わせていただくか、それとも例年通り海外のサマーキャンプというかたちにするか。それぞれに惹かれるものがあり、迷っているうちに時間ばかりが過ぎて、そろそろ本当に決めなければと少し焦ってます。
娘の春休みや夏の予定に気を取られる一方で、私自身にとっても、今年の目標のひとつだった節目がありました。かねてから興味のあったニューヨークの不動産ライセンスを取得しました。
専門用語や法律特有の言い回しを英語で理解していく作業は、骨の折れるものでしたが、この年齢になってもなお、新しいことを吸収したいと思える自分でいられることを、素直に嬉しく幸せに感じてます。
ニューヨークの不動産ライセンスは、一定の要件を満たせば受験資格があり、州の承認を受けた学校で77時間の講習を修了したうえで、スクールテストと州の試験の両方に合格する必要があります。取得後は、不動産ブローカーのもとでセールスパーソンとして実務に携わるのが一般的です。
引き続き、器のお仕事を軸にしていきたいので、今すぐに実務を始めるつもりはありませんが、有効期限もあるため今後どのようなかたちでこの資格を活かせるかは少し落ち着いたタイミングで考えたいと思っています。いまの仕事を大切にしながらも、新しい分野に触れることで、また別の視点や広がりが生まれるかもしれないと思うと、少しワクワクしますね。
英語で専門用語や法律特有の表現を理解していくのは簡単ではありませんでしたが、短期間で集中して何かを学びたい方にとって、やりがいのある資格のひとつだと思います。
今回の試みは、以前から興味を持っていた分野で、いつか取り組んでみたいと思っていたことでもありました。実際に一歩を踏み出すきっかけになったのは、娘から何気なく言われた「ママも何かテスト勉強してみたら?」というひと言です。娘の言葉に背中を押されるかたちで始められたことを、今はとてもよかったと思っています。
まだ幼いながら、ときおり驚くほど本質的なことを口にするので、その感覚や言葉を大切に受け取りたいと思う日々です。
〈小浪良子さん連載〉
子育ても仕事も自分らしく彩るマンハッタンの暮らし