NYからスイスへ、母娘ふたり旅へ。現地のサマーキャンプ選びに奮闘中

子育ても仕事も自分らしく彩るマンハッタンの暮らし
- 名前
- 小浪良子 / Ryoko Konami
- 家族
- 3人(夫、8歳の女の子)と9歳の豆柴
- 所在地
- ニューヨーク
- お仕事
- IROHA NYC経営
- URL1
- 小浪良子 / Ryoko Konami インスタグラム
- URL2
- IROHA NYC
【子育ても仕事も自分らしく彩るマンハッタンの暮らし】
今週末、娘と二人スイスへ旅へ出ます。毎年恒例となったこの夏の旅、今年も目的地はスイス。そしてサマーキャンプは「Collège du Léman(コレージュ・デ・レマン)」のプログラムに参加する予定です。
今回の学校はスクールバスがないので、毎日の送り迎えがありますが、街を歩いたり食事をしたり、ニューヨークの日常から離れて、母と娘、ただのんびりと旅をする二週間は、一年の中でも大切なひとときになってきました。
二週間ほど滞在するとなると、利便性や滞在先の環境も大切なので、今年はキャンプ選びにかなり時間がかかりました。
候補に挙がったのは、イタリアの廃農場をリノベした最新テクノロジー教育で注目の「H Farm」、オランダの「Tarragon Nature lab」、コペンハーゲンのインターナショナルスクールなど、それぞれに異なる魅力があってどれにしようか何度も考え直したり問い合わせました。「H Farm」はテクノロジーと自然が融合した独自のプログラムが魅力的で、コペンハーゲンは北欧教育の自由な発想と子どもの主体性を重視するアプローチに惹かれ、それでも最終的に今年もスイスを選んだ理由は、自然環境の豊かさ、外国人受け入れの成熟度、そしてアジア人の割合のバランスです。
ニューヨークのような都市で育つと、何でも「選べる」環境の中にいて、習い事も、遊び場も、食べるものも、誰かが用意した選択肢の中から選んでいますが、自然の中では、天候次第で予定が変わったり、山の状況が行動を決めたり。子どもたちは、自分の意志より先に、場所や自然のリズムに従わざるを得ない瞬間があって。選んでいないからこその必然性によって、体が先に覚えることもあると思います。
デジタルネイティブの世代だからこそ、その意味はますます大きくなっている気がするし、画⾯の外で五感を使うひとときの意味は⼤きい。豊かな⾃然に囲まれて過ごす⼆週間は、とても贅沢です。
そして、スイスのサマーキャンプの中でも「コレージュ・デ・レマン」を選んだのは、プログラムの自由度と充実度から。子どもの興味に合わせてプログラムが選べる設計で、語学はもちろん、スポーツ、アート、アウトドアアクティビティまで幅広い選択肢の中から自分で選べます。娘は迷わず、ロボットのクラスを選択しました。全体としては乗馬とスイミングが人気で申し込んだ時点で既に満席。
自然に従う、プログラムは自分で選ぶ、この二つが同時にある環境が、今の娘にとってちょうどいいのかもしれないです。キャンプの期間、私はとにかくのんびりゴロゴロ。ニューヨークではなかなかできない、ただぶらぶら歩いたり、本を読んだり、自然を満喫するつもりです。
そういえば、ニューヨークの公立学校にも少し変化がありました。NYCの公立学校でクラスサイズの縮小が本格的に進み、娘のクラスも昨年度からクラスが増えたんです。4億5000万ドルの投資によって、すでに64%以上のクラスが新しい上限人数を達成。K-3年生は20人、4〜8年生は23人、9〜12年生は25人が上限となり 教員も増えました。
より細かく子どもたちを見られる環境になっていくんでしょうか。さらに新市長Mamdaniのもと、2026〜27年度には、芸術を中心に据えた新しい公立学校が5校開校予定だとか。
⾰新、卓越、芸術がNYCの核」という姿勢が教育にも反映されつつありますね。予算大丈夫なのかなって気持ちもありますが、⺟として⾯⽩く⾒ています。
〈小浪良子さん連載〉
子育ても仕事も自分らしく彩るマンハッタンの暮らし