母子留学でカナダに移住した私が"最初の1カ月"に行った「5つのタスク」とは?
カナダに「教育移住」した私の「母子留学つれづれ日記」
- 名前
- 高田さおり
- 家族
- 4人家族(14歳と11歳の男の子)
- 所在地
- カナダ・ブリティッシュコロンビア州
- お仕事
- Study & Stay代表
- URL
- Study & Stay Instagram
【カナダに「教育移住」した私の「母子留学つれづれ日記」】
これまでは、母子留学のきっかけやカナダの学校事情に関してお伝えしてきましたが、ここからはしばらく、息子たちと母子留学中の私自身の生活に関してお話をさせてください。
私が息子たちとともにカナダに渡った2020年の秋は、コロナ真っ只中。厳しい状況からのスタートでした。外出禁止だった2週間の隔離生活中は、渡航前にYouTubeで知ったカナダのお買い物アプリ「instacart」を駆使し、食料品や日用品、学校用品などを購入。また、疲れた時はUber eatsで食事をデリバリーしたりもしました。
当初、私たち家族が宿泊したのはAirbnbで予約したコンドミニアムです。次の家が決まるまで1か月以上はかかるだろうと見込んで長めに予約しておいて大正解でした。
14日間の隔離期間中に私がしたことは、大きく分けると以下の5点です。
(1)家と車探し
(2)BC州の免許証を取得するために必要な書類の手配
(3)教育委員会のオリエンテーションにzoomで参加
(4)さまざまな必需品をネット注文
(5)子どもたちの水泳の習い事の手続き
隔離が明けるとすぐに、まずは住む家の内覧に行きました。ちなみに、最初の1ヶ月は主人も一緒にカナダに滞在してくれていたので、彼がいる間に家具の搬入や組み立ても終わらせようと、この時期にIKEAやStructubeで家具を揃えました。
次に向かった先は日本人が経営している中古車販売店。あらかじめホームページで良さそうな車を決めておき、隔離が明けたらすぐに購入。BC州の車両保険への加入手続きも行いました。
息子たちは、教育委員会が開催するオリエンテーションに参加。zoomで行われたオリエンテーションでは、学校や市営図書館の使い方の説明や、「ELL(English language learner)」と呼ばれる英語授業のクラス分けのための簡単な面接を受けました。留学生は留学費用の中にMSPという医療保険料(CAD1,000ドル)が含まれているので、いざ病気になった時に医療機関を受診する際の説明もされました。
その次は習い事の手続きです。日本で息子たちは毎日、水泳に通っていたので、カナダでも本格的に練習が続けられるよう「Hyack swim club」というスイムクラブに入会しました。
また、慣れない土地での新たな生活や食生活の変化によって、心身ともにストレスを感じることも多い日々のなか、私が意識的に行っていた事も。それは、日常のちょっとした空き時間にできる運動です。筋トレやストレッチができるようヨガマットやゴムチューブ、縄跳びを日本から持参して、親子で行うようにしていました。
カナダ移住の最初の1カ月は、こうした制限された生活のなかでも息子たちの体力をキープできるよう、親子で健康的な日々を送る事を意識して過ごした1か月となったのです。
〈高田さおりさん連載〉
カナダに「教育移住」した私の「母子留学つれづれ日記」