ポルトガルから帰国! 日本のインター幼稚園での挑戦が始まりました

モデル小泉里子が綴る、ポルトガルでの家族時間
- 名前
- 小泉里子/Satoko Koizumi
- 家族
- 3人(夫、5歳の男の子)
- 所在地
- 東京
- お仕事
- モデル
- URL1
- 小泉里子/Satoko Koizumi Instagram
- URL2
- SATOKO KOIZUMI 小泉里子
【モデル小泉里子が綴る、ポルトガルでの家族時間】
ついに始まりました、日本での生活。
本帰国して約2ヶ月、嵐のような毎日が過ぎ去りました。
帰国した当初の8月は夏休み気分で、生活を整えながらも、まだどこかいつもの夏休みで一時帰国しているような気分で。でも時間はあっという間に過ぎ、いよいよ登校初日。これから本格的に生活が始まり、心新たに!と張り切って幼稚園に行ったものの、園舎の入り口で「新入生の登校は明日からになりますよ」と......。
あれ?やってしまった。
拍子抜けした我が家でしたが、どこか緊張の糸がほぐれたような気もして、少しだけリラックス出来たようにも思いました。日本での幼稚園は、ひとまずインターナショナルスクールに通うことにしました。去年ポルトガルからオンラインで面接をし、冬に園の見学を済ませ、無事入園許可をいただきました。
東京以外は、なかなか選択肢がないインターナショナルスクール。家からの距離も考え、あっちか、そっちか、こっちかの選択肢ししかなかったけど、我が家が選んだのは、モンテッソーリという教育の幼稚園でした。
ポルトガルで通っていた幼稚園とは、全然違うカリキュラムです。
ポルトガルでは9月からYear1になるので、しっかりとしたカリキュラムの中で進学に向けて明確に強化していく教育内容。それに対して日本で選んだスクールは、2歳児から5歳児までの混合クラスで、自分主体で活動を選ぶ時間が多く、先生はそれを観察し個別に指導するという内容。
このまったく違うタイプの指導内容といきなり向き合う不安があったものの、昔からモンテッソーリ教育には興味があったのも事実。息子を見ていても与えられた環境で自分なりに試行錯誤して楽しむこともできるので、今までのプログラムを無駄にするのではなく、新しい発見をするために、挑戦してみようと思いました。
翌日、無事に初登園でき、息子の新しいスクール生活が始まりました。親である私たちも、新学期が始まり学年ごとに説明会が開かれたり、クラスごとに親が集まり、役員を決めたりと初めの1週間は慌ただしい日々でした。
そんな矢先、園が始まって4日目で息子が「行きたくない」と泣き出しました。
壁にしがみ付き、私の髪や洋服を引きちぎるかの様な強さに加え、すごい剣幕。5歳児にもなると少々力も強く、全力で嫌がるパワーはなかなかなものでした。
それでもなんとか先生に引き渡し、教室へ続く階段へと引きずられていくのです。こんな状態が、数日。さすがに凹みました。やっぱり違ったのかもしれないとも思い。環境が大きく変わった現実を、私も息子も目の当たりにしました。
今まで環境が変わる度に、割とすんなりと受け入れられていた息子も、成長とともに変化してるのかもしれない。毎回、息子の成長による変化には、ハッと気付かされます。今までの行動や発言で、なんとなく「こうするんじゃないかな」と予想してしまうけど、子どもは日々成長しているんだと。
担任の先生とやり取りしながら、園での様子や先生との会話などを共有してもらいながら、家でも幼稚園が楽しめるように夫と考えました。夫婦で幼稚園の話を積極的にしたり、私たちがまず同じクラスのお友達の名前を覚えたり、息子と話すというより、夫との会話の中で息子が幼稚園の楽しさをイメージできるようにと工夫しました。
そうすることで自らの意思で息子が会話に加わってきて、自然と幼稚園の会話ができ、幼稚園での出来事や思ってることなど話してくれました。
「うまく友達が作れない」
息子の不安は、そこにあったように思います。
モンテッソーリ教育とは独自の教具で自ら学ぶので、みんなで一緒に何かをするのではなく、個々の時間が多いのかなと思います。積極的な子なら他の子に声をかけたり一緒に何かをしたりするのかもしれないけれど、どうやら息子はそのタイプではなさそう。
また声をかけたけど返ってこないこともあったみたいで、でもその後にわかったのは、その子は2歳児でまだ上手にお話ができなかったということ。そして、私自身も息子だけが新入生じゃないことを伝え忘れていました。これは息子にとって大きかったことの一つでもあったよう.........。
親が集まって自己紹介をした時に、クラスの半数くらいは新しく入った新入生でした。その事を息子に伝えると、何やら考え込んで「そーなんだ」と一言。なんとなく、それを知ってから安心したようにも見えました。
そして幼稚園がスタートして、1ヶ月が経ちました。
先日、買った「危険生物図鑑」を先生に見せたいからと、持っていったり。毎週順番でやっている「ショーアンドテル」という、クラスのみんなに紹介したいものを3つ持っていくのですが、息子は、自分のアルバムを持っていって、今までの暮らしや、きょうだいの事を写真で紹介したみたいです。
先生からもとっても上手に発表できたと言われ、クラスにも慣れてきた様子。朝の登園も、入り口付近で「ママはここまででいいから、もう帰っていいよ」と言われるほど(笑)。なんとか軌道に乗ってきた今日この頃です。
さて、この1ヶ月は、私自身も息子の様子や幼稚園のことなど、またこれからの環境について今までにないくらい考え向き合いました。その中で、インターナショナルに通うメリット、デメリット、そしてやはり国語教育への取り入れ方をどうしていくか。
8月初旬に帰国をして、大急ぎで日本の小学校受験も含めて、考えているところです。そこで経験したこと、見えてきたものなど、また次回お伝えできたらと思います。
〈小泉里子さん連載〉
モデル小泉里子が綴る、ポルトガルでの家族時間