本当にそう思う? 子育てにも役立つ、自問することの大切さ
モデルSAWAが綴る、自由の中に軸をもったしなやかな育児
- 名前
- SAWA
- 家族
- 4人(14歳と10歳の女の子)
- 所在地
- 東京都
- お仕事
- モデル、TCS認定コーチ、マザーズティーチャー、たいわ室コーチ
- URL1
- SAWA(@sawa_iam)Instagram
- URL2
- SAWA official
【モデルSAWAが綴る、自由の中に軸をもったしなやかな育児】
皆さま、こんにちは。気づけば1月も半分が過ぎていますね。
昨年12月は、とにかくの体調すぐれない1ヶ月でした。更年期による頭痛吐き気が酷く、久しぶりにヘルニアの症状もでたり...。そして、最後は長女と共にインフルエンザで締めくくるという2023年でした。50歳にして、人生初の年越し寝正月を過ごし、年賀状も3日に書くという滑り出し(笑)。
そんなこんなのスタートだった2024年。今年は、「健やか一番!」で、心身ともに穏やかに過ごせればいいなと思います。本年もどうぞよろしくお願いします。
さてさて、暫くあいてしまっている間に色んなことがあり、何を記そう? って感じですが。
まずは、昨年11月にお伺いした企業研修で感じたことを。こちらの企業さんに初めて伺ったのは3年前。管理職の方達に向けたリーダーシップ研修でした。それぞれの部署でリーダーを勤めてらっしゃるとあり、年齢も経験も実績もある方々ですから、研修前の印象としては、自身で築いてきた《やり方》や《考え方》をしっかりとお持ちの方たちという感じでした。
研修を進めていくにつれ、それぞれが持つ自身の思考にジワジワと入っていかれ、向き合っていく姿が。そこから、今自身が持っている思考に対し、少しの疑問が生まれ始めている、と感じられた時間が印象的でした。
昨年お伺いした際には、ご自身の考え方に対して、思い込みはないか? 主観はないか? 何か決めつけは潜んでないか? など、自分自身で疑問を持ち向き合われており、その姿にびっくりしたモノです。
そして、昨年お伺いした際には、当たり前に「自分と他者は違う」という視点を持ち、その場にいる部下の方たちと向き合い、相手が大切にしていることにも目を向けられる姿が。
そこにはトップダウンや権限によらない関係性が生まれ始め、どうすれば皆が会社をより良くするために、同じ方向をむいていけるか?という、コーチングがベースとなったチームワークも感じられ、改めてコーチングの持つ無限の可能性を実感できた時間でした。
そうした時間は、職場だけでなく、家庭や親子関係、人生のどんな場面においても、感じられる感覚と変化であり、そこから生まれる信頼の貯金は、何にも変え難いモノです。
子ども達に対して、「子ども達のために」という思いからの思考や行動。果たして、それは本当に子ども達の為なのか? という疑問を持てるようになったことで、気付けたことが沢山ありました。そこには、恥ずかしくなる程に、自分のエゴや見栄がたっぷりと潜んでいたり、何か自分の都合で想い通りに動かそうとしていたり、どこか自分の正解を押し付けてしまっていたり、それはそれはあちゃーとなる様々な自分を嫌というほど存分に知れたのです。
そうした育児と向き合う時間の中、年始に改めて「子育てで大切にしたいことは?」と、自分に問うてみました。が、そこは今もブレることなく連載のタイトルである《自由の中に軸をもった、しなやかな子育て》でした。
そんな考え方をベースに、娘達が自分の人生を自分の足で歩めるよう、その上で、必要な軸をしっかりと握り、
彼女たちの成長と共に変化もしつつ楽しみながら、しなやかな子育てを意識していきたいなと、研修やセッション、またたいわ室やコーチとしての活動を通じ、感じている所存です。
どんな人も、どんな時間も、自分次第で自由に変化させられる。誰かの成功や、誰かの幸せ、誰かの正解ではなく。そのツールが、私にピタッとフィットしたのがコーチングでした。皆さんにとっては何でしょうか?
〈SAWAさん連載〉
モデルSAWAが綴る、自由の中に軸をもったしなやかな育児