日常生活に工作を。手作りのおもちゃから工夫する楽しさを学ぶ

海のある町でのびのびと暮らす、クリエイター夫婦の子育て
- 名前
- ヨシタケシンスケ&吉竹祐子
- 家族
- 4人(中2と小3男の子)
- お仕事
- 絵本作家(夫)、クリエイター(妻)
- URL
- くりひょうたん。by吉竹祐子
【人気絵本作家ヨシタケシンスケさんと妻佑子さんクリエイターご夫婦の、のびのびした子育て】私たち夫婦にとって、子どもと公園で野球をするより、自宅で工作をするほうがとても自然です。あるとき、長男が銃のおもちゃをすごく欲しがった時期がありました。あまりにしつこいので「木のなら•••」と適当に応えたところ、お父さんにせがんで木の銃を作ってもらっていました。音も鳴らない、弾も出ない銃でしたが、長男は本当に嬉しそうに遊んでいました。お父さんが段ボールで、今度はライフル銃を作ってあげたところ、これまたいたく気に入った長男。「段ボールなら自分でも作れるかも!」と一所懸命に作り始めました。長男が魅力的な銃を作っていくので、次男も真似て...。これをきっかけに我が家の銃規制は、木か紙ならOKということになり、銃づくりが大流行しました。その後、買ってもらえそうにないおもちゃは、「とりあえず段ボールで作ってみよう!」という流れに。こうしたポジティブな工夫は、モノづくりの楽しさに繋がって、きっと彼らの心を豊かにしてくれるのではないかなと思っています。