食育はおいしいものを食べることから!衣食住の「食」を潤わせよう
海のある町でのびのびと暮らす、クリエイター夫婦の子育て
- 名前
- ヨシタケシンスケ & 吉竹祐子
- 家族
- 中2と小3の男の子をもつ、4人家族
- 所在地
- 神奈川県
- お仕事
- 絵本作家(夫)、クリエイター(妻)
- URL
- くりひょうたん。by吉竹祐子
常々、不思議に思っていたことがあります。それは子どもの味覚についてです。
比較的早い段階から息子たちは、大人と同じ中辛のカレーを食べていました。タイ料理店でも、少々辛いものでも、たくさんでないにせよ食べていました。ハーブや、スパイスも、普通にスープやお肉の隠し味として使いますが、特に大きなクレームになったことはありません。かなり乱暴な方法ではありますが、好き嫌いをなくす最大の方法は"慣れ"なんじゃないか?と(勝手に)思い、次男が「ちょっと苦手かも~」と言ったものでも、他の3人が食べられるものであれば、懲りずに出し続けます。そうこうしていくうちに、ある日突然、次男も食べられるようになったりします。その例がアボガドです。海鮮丼にのせていたところ、それまでは「いらない~」と言って残していたのですが、ある日「そうでもない」と言って食べるようになりました。
私も夫も、おいしいものを食べることが大好きです。衣食住で、何がいちばん潤うと幸せを感じるか?と言えば、我が家では、間違いなく"食"です。そんなこともあって、いろいろなものを息子たちにも食べさせてきている方なのかもしれません。
ちゃんとした食育はやったことはありませんが、新鮮なお野菜、新鮮なお魚が手に入った時は、私のテンションが上がりますし、息子たちもよく食べます。子どもだから、大人だからということは関係なく、むしろ味覚については子どもたちの方が敏感なんだと感じています。新鮮な素材はやっぱり素直においしくて、新鮮な食材を使った日は、何も言わず本当にパクパク食べてくれるものです。
がんばって毎日お肉は肉屋さん、お魚は魚屋さん、野菜は八百屋さんで買うということは難しいですが、人は食べ物で作られている、と言われますし、同じ食べるでも、やっぱりおいしいものを食べている時の方が幸せ。だからこそ食事は大切にしていきたいし、子どもたちとの食事の時間も大切にしていきたいと常々感じています。