中学受験でも頻出。中学生におすすめの読書〜論説文・説明文編〜

Choice

【中学生おすすめ読書シリーズ】
中学入試や高校入試にも毎年のように出題される論説文・説明文は、思春期を迎える子どもたちにとっても良書が多く、心の成長のきっかけになりそう。

でも、論説文となると読書が好きなお子さんでも難解なイメージが先行し倦厭されがちです。

子どもが自分から手に取ることの少ない論説文は、受験での出題傾向も高いため、楽しく苦手意識を克服したいところ。

そこで今回ブライトチョイスでは、論理的な文章は苦手というお子さまに、読みやすくて、内容も面白い本をご紹介。思春期の読書は感性を磨くだけでなく、教養や語彙力を身につけ、世界観を広げられるまたとない機会です。

また、思春期のお子さんの感性に寄り添った作品や、人間関係に焦点を当てた作品は、これから思春期を迎える子どもを持つ保護者にもオススメ。

親子でお気に入りの一冊を探してみて。

〈掲載情報〉
1.「植物はなぜ動かないのか:弱くて強い植物のはなし」稲垣 栄洋
2.「大人になるって面白い?」 清水 真砂子
3.「〈自分らしさ〉って何だろう?:自分と向き合う心理学」 榎本 博明
4.「弱虫でいいんだよ」 辻 信一
5.「友だち幻想」 菅野 仁
6.「何のために「学ぶ」のか:〈中学生からの大学講義〉1」 外山 滋比古,前田 英樹,今福 龍太,茂木 健一郎,本川達雄,小林 康夫,鷲田 清一,桐光学園,ちくまプリマー新書編集部

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  • 「植物はなぜ動かないのか:弱くて強い植物のはなし」 稲垣 栄洋

  • 「大人になるって面白い?」 清水 真砂子

  • 「〈自分らしさ〉って何だろう?:自分と向き合う心理学」 榎本 博明

          
  • 「弱虫でいいんだよ」 辻 信一

  • 「友だち幻想」 菅野 仁

  • 「何のために「学ぶ」のか:〈中学生からの大学講義〉1」 外山 滋比古,前田 英樹,今福 龍太,茂木 健一郎,本川達雄,小林 康夫,鷲田 清一,桐光学園,ちくまプリマー新書編集部

  • 身近な生き物にスポットを当てた『植物はなぜ動かないのか:弱くて強い植物のはなし』。共生関係のない、自然界は弱肉強食の厳しい社会。弱そうに見えるたくさんの動植物たちが、優れた戦略を駆使して自然を謳歌しています。植物たちの豊かな生き方から「強さとは何か」を楽しく考えます。

  • 思春期にぜひ手に取って欲しい『大人になるって面白い?』。〝自分らしさ〟を探しながらも一方で人と違わないことに心を砕く若者たち。そんな彼らに、童話や著名な小説のシーンなどを引用しながら、傷つくことを恐れず、伸びやかに自由に生きようと呼びかけます。保護者にもおすすめの一冊。

  • 誰もがぶつかる〈自分らしさ〉の悩みに寄り添った『〈自分らしさ〉って何だろう?:自分と向き合う心理学』。自分をどう見つめていくか、そしてどう思考して行動に移していくか、ということを考えるためのヒントがこの本には詰まっています。親子でぜひ読んでみて。中学入試頻出の作家作品。

  • 弱いよりも強い方がいい?動植物の性質や古代文化から強さの陰に隠れている弱さの価値に光を当てた『弱虫でいいんだよ』。SMAP「世界に一つだけの花」の一節や、宮沢賢治の作品を紹介しながら、幅広く「弱さ」について考えることができます。2017年度中学入試7校で出題。

  • 全国1000人以上の先生が選んだ「キミに贈る本大賞」1位受賞の話題作『友だち幻想』。「みんな仲良く」という理念、「私を丸ごと受け入れてくれる人がきっといる」という幻想の中に真の親しさは得られない!人間関係に悩む子どもだけでなく保護者も必読の実用的社会学の新定番書。

  • 7名の大学教授たちが学びについての持論を展開する『何のために「学ぶ」のか:〈中学生からの大学講義〉1大事なのは知識じゃない。正解のない問いを考え続けるための知恵である。変化の激しい時代を生きる若い人たちへ、学びの達人たちが語る心に響くメッセージ。中学入試頻出作品です。