我が子は"知識詰め込み型"の受験制度に左右されずに我が道を進んでほしい!
「机上の勉強よりも実体験!」の子育て
- 名前
- 西山美希子/Mikiko Nishiyama
- 家族
- 4人(9歳男の子と7歳女の子)
- 所在地
- 東京都
- お仕事
- DESCENDANTデザイナー
- URL
- Mikiko Nishiyama Instagram
【「机上の勉強よりも実体験!」の子育て】
前回の記事で、偏差値について記事を書かせて頂きましたが、今回は、どうしても違和感を抱かずにはいられない日本の受験制度について触れさせて頂きたいと思います。
欧米の大学では、もちろん偏差値なんてありませんし、入試も受験生が一斉に同じテストを受けて、得点で合否が決まるようなことはありません。試験の他に、入学志望者の志望理由、また入学したら何をしたいか問われ、今までどのような教育を受けていて、どのような活動をして、どのような考えを持っているか、また他の学生にどんな影響を与えるのか、入学後にどれだけ伸びる可能性があるかどうか、さまざまな面から評価して入学審査は行われます。何人かの推薦や論文、そんなことも合否の判断材料になったりもします。偏差値で示されるような学力のみで決まることは絶対にありえないのです。
時代の変化に伴い、日本も入試方法が変革し始めているようですが、学習塾であの手この手で追いかけていくような受験戦争がまだまだ主流に感じます。
受験で身につけたことに将来価値に見出せるものがあるのか、私は疑問に思うのです。これからの時代は、「考える力、生きる力」が必要となってくると思います。知識の詰め込みが将来どれだけ役に立つのでしょうか?
そもそも、これからの時代は学歴は武器にならないとすら私は思っているのですが、入試制度が変われば、日本の社会も大きく変わるのではないかなーと思っています。
〈西山美希子さん連載〉
「机上の勉強よりも実体験!」の子育て