自己肯定感を高める大切な時期、中学受験は子どもが自分で決める。

Choice

「子どもの好き」が最大のモチベーション!な国際派子育て

名前
佐久間麗安 / Rena Sakuma
家族
4人 (10歳男の子と8歳女の子)
所在地
東京都
お仕事
Bright Choice編集長
URL
Rena Sakuma (@renanarena0513) Instagram

あっという間に4月。
今年は一足早く訪れた桜の季節に、子どもの今後の道について改めて考えたりしています。

インターナショナルスクールに通う息子は、日本の中学校を受験することを視野に、帰国子女アカデミー(注1)という英語塾に通い始めました。息子の通うインターナショナルスクールは日本語教育もしっかりしており、例年日本の中学校を受験する生徒が何名かいます。生徒の海外経験の有無、学校の受け入れ条件も様々ですが、多くの場合は帰国子女枠での受験となります。息子も事情があって、日本の中学受験にチャレンジしたいと思ったようなのです。

息子の通うインターナショナルスクールは中学までの一貫校ですが、
10歳息子の学年(小5)では、卒業という節目を待たずして、新しい進路を開拓する友人がちらほら出てきました。

‣中学受験にチャレンジすることを決めて塾通いする子。
‣より自分に合ったインターナショナルスクールに転校する子。
‣ジュニアボーディングスクールに進学する子。
‣自分の頑張っていることに専念するために、日本の公立学校に転校する子。
‣サッカー留学を決めた子も!

とにかく多様で、友人同士で、それぞれの進路への想いを話しているようです。
インターナショナルスクール特有の、「みんな違って当たり前」というカルチャーの中で揉まれながら、息子も改めて自分がどうしたいのかを考えています。

以前の記事で、「自己肯定感のカギは絶対評価」だという話をしましたが、10歳というのは、周りのことも見えてきて自分の立ち位置が気になる年頃。
自分のことを、相対的に評価できるようにもなってきます。だからこそ、「自分はこれで勝負してみる」と決められるのだと思います。

実は、数カ月前から「学校の算数がつまらない」というようになった息子。
もう何年も算数の授業に物足りなさを覚えていたのはわかっていたので、先生にお願いしてクラスの課題が終わったらチャレンジ問題を出して頂くようにしました。最近は夕食の時間に学校でもらってきたチャレンジ問題を家族に出題して楽しそうにしています。

思春期前は、自己肯定感を高めてあげたい大切な時期。
「自分の進路を自分で決めて」
「自分にとってハッピーな環境を創造する」ことができたら、
きっと息子の自信につながるはず。

もちろん、私たち親が悩みに悩んで「この学校だったら」と選んだ学校だから、卒業という最後の節目を見ることも夢だったりもします。それでも、他の選択肢も見せた上で息子自身に改めて考えてほしいと思って、私は、渋幕、渋渋、広尾学園に進学した先輩の親御さんにお願いして、息子が先輩たちの話を聞ける機会を設けました。中には、サッカーを毎日頑張りながら、帰国子女受験を経て、渋幕に合格したという優秀な先輩も!ほぼ毎日テニスを頑張っている息子にはよきロールモデルです。

最終的に中学受験をするかどうかは自分で決めてほしくて、息子と先輩でお話をさせました。(私も横からたくさん質問しましたが 笑)

難関校に合格した先輩たちの話を聞いて、受験勉強のレベルの高さに少しひるみながらも、刺激の多い学習環境に惹かれたのか、
「受験は大変そうだけど、学校生活は楽しそう。」
と、前向きな息子。

「楽しい学校生活」の選択肢を増やすために、テニスも頑張りながら、今から2年間かけて帰国子女受験の準備もしておこう、という気になったようです。

私たち両親からは、
「今の学校に卒業までいてもいいんだよ」
「卒業してから他のインターナショナルスクールに編入したり、海外に進学したり、いろんな選択肢があるのだから」と、いろんなオプションがあることを念押し。
(実は、卒業後にボーディングスクールなどに進学した子の話も聞かせてあげたいなとも思っています。)

2年後、受験をするかどうかは自分で決めさせますが、その時のために、「自分のことを自分で決める」ための選択肢は見せてあげておきたいのです。

中学受験をするにしても、熾烈な競争ですから、失敗する可能性大だなぁとも思います。
それでも、"選択肢を広げてあげること"、そして、"自分で進路を選ばせてあげること"に意義がある。

多様な選択肢に触れさせたら、あとは息子が自分で決めればいい。
失敗したら、またチャンスはある。

自己肯定感を高めるためのそんな環境を、私たち親が整えてあげたい。

結果はどうであれ、息子が自己決定力を磨いて、自信につなげることができたらよいなと願います。

〈佐久間麗安連載〉
「子どもの好き」が最大のモチベーション!な国際派子育て

       
  • 渋幕、広尾学園に進学した先輩たちと。

  • TOMAS CUPにて。

  • 赤ちゃんの頃から変わらない寝顔。

          
  • 母も頑張る。

  • 帰国子女アカデミーで借りた本を読む。

  • テニスアカデミーの仲間と。

   
  • 今年はいろいろな先輩と話をさせてあげたいと思っています。渋幕、広尾学園の先輩たちには、受験対策の話から、入学後の学校生活などについて、あれこれ教えてもらいました。

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  • 優勝者だけが参加できる年に1度のお祭りトーナメント、「TOMAS CUP」にて。ドロー表に連なる同志たちの名前を確認しながら、「いつかあの子に勝ちたい」、「もっと強くなりたい」と思った息子です。みんな必死に頑張っています。

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  • 関東公認の予選を突破し、本戦がTOMAS CUPと重なった、試合ダブルヘッダーの日。どちらも自分で手にした出場権だものね。午前の試合会場から午後の試合会場への移動中、すやすや眠る息子。いい休憩時間になっています。母も眠い。この日の走行距離およそ130キロ。

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  • テニスの試合会場はどこも遠い。緊急事態宣言が明けた後の東名高速はとにかく渋滞がひどくて、朝7時に到着しなければならなかった朝はとにかくしんどかったです。

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  • 春休み。テニスの試合の後は塾へ。良書が充実した帰国子女アカデミーの図書館で借りてきた本を黙々と読む。

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  • テニスアカデミーに通う友人たちは、「テニス一筋」。インターナショナルスクールの友人とはまた違った彼らのひたむきな姿にも刺激を受けています。学校の外も多様です。