子育ては親育て。互いに学び合いながら育む、我が家の親子関係。

「わたしはわたし」自尊心を育む子育て
- 名前
- 浅倉利衣 / Rie Asakura
- 家族
- 4人 (7歳と5歳の女の子)
- 所在地
- 東京都
- お仕事
- ライフスタイルプロデューサー
- URL
- Rie Asakura (@rie_asakura) Instagram
初めまして。浅倉利衣と申します。第1回目のコラムなので、自己紹介を兼ねてまずは家族構成を書かせていただきますね。我が家はアメリカ人の夫と私と娘2人の4人家族です。7歳の娘はインターナショナルスクールの2年生、5歳の娘は保育園の年中です。
多くの学校がそうであったように、新型コロナウィルスの影響で2人の学校も3月から休校となり、私も初めての経験の中、様々な感情や疲労、ハプニングと向き合う日々で、特に5月6月は身も心も廃人と化していました(泣笑)
葛藤や悩み、親としてのエゴなど、自分自身とも深く向き合うことによって、今までの「子育て・教育」の既成概念もガラガラと崩れていきました。そしてひとつひとつ、今の自分の意識に塗り替えていった時に、自分の、家族のニューノーマルがくっきりと浮かび上がってきました。おそらく3月以前の私がもしコラムを書いていたら、違ったことを書いていたんじゃないかなとも思うほどです。
さまざまな情報が次々と溢れてくる世の中。気を抜くと色んな方向へ振り回されてしまうような時代の中で、私が親としてこうでありたいと思っていることは、娘達が自分で考え、自分で選び、自分で決める権利や自立の機会を奪わないこと。ついついすぐ口を出してしまったりしがちですが、目でよく見ながらそっと見守り、耳でじっくり心の声を聞くこと。心の声・ワクワクの種を育んであげること。そんな母親でいられることが、今の私にとっての彼女達への愛の示し方なのかなと思うようになりました。
また、母親である以前に、私自身が自分にそうあることで自然にできることでもあります。自分自身ができていないと、子どもにもなかなかできない。結局、子どもという存在も、自分の意識の写し鏡のような存在であるなと、今回色々経験して改めて思ったのです。親子という関係、子育てというものは、親から子どもに一方的に教えることではなく、お互いに相手から学び合いながら共に成長していく関係なのだなと、コロナ禍での体験を通してより解った気がします。
"こうでなければならない"ということは何一つなく、子育てで大切にしたいこともフェーズや時代で変わっていく。自分軸は持ちつつも、固執せず、タイミングによって変わりゆく"感情"を素直に受け止め、柔軟にオリジナルの子育て親育てを楽しみたいと思っています。そんな我が家の親子の関わり合いや、葛藤や悩みの体験も、ありのまま綴っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
〈浅倉利衣さん連載〉
「わたしはわたし」自尊心を育む子育て